さらばトヨタエンジン! ロータス初SUV「ラムダ」はフルエレクトリックが有力!?

■2基の電気モーターを搭載、ベースモデルで600psを発揮

ロータスは現在、ブランド初のクロスオーバーSUVを開発しているとみられますが、その詳細がみえてきました。

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ロータスSUV 開発車両

中国ジーリー傘下のロータスは、2021年に燃焼エンジンを搭載する最後のモデルを発売します。

長年搭載されたトヨタ製エンジンと訣別し、今後は電動パワートレインに舵を切る同ブランドにとって、ゼロエミッション「Evija」(エヴァイヤ)はEVの先頭を走りますが、ドル箱の役割を果たすことになるであろうクロスオーバーSUVがいよいよ投入されます。

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ロータスSUV 開発車両

車内コードネーム「ラムダ」と呼ばれる新型SUVは、親会社ジーリーの最新プラットフォーム「Sustainable Experience Architecture」(サステイナブル・エクスペリエンス・アーキテクチャ)を採用。当初ハイブリッドパワートレインが採用されると予想されていましたが、フルエレクトリックモデルとして登場することが有力となりました。

その電動パワートレインは2基の電気モーターを搭載し、最高出力はベースモデルで600ps、レンジトッピングトリムで最大750psを発揮、航続距離は580km(360マイル)を超えてくる可能性もあるといいます。

車重は2,000kg(4,409ポンド)を目指しており、「Evora GT410Sport」の1,256kgよりは重いものの、ライバルのテスラ「モデルX」の2,500kgよりははるかに軽く、より高いパフォーマンスが期待できる思われます。

ロータス初SUVのデビューは、2022年内と予想されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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