■2基の電気モーターを搭載、ベースモデルで600psを発揮
ロータスは現在、ブランド初のクロスオーバーSUVを開発しているとみられますが、その詳細がみえてきました。
中国ジーリー傘下のロータスは、2021年に燃焼エンジンを搭載する最後のモデルを発売します。
長年搭載されたトヨタ製エンジンと訣別し、今後は電動パワートレインに舵を切る同ブランドにとって、ゼロエミッション「Evija」(エヴァイヤ)はEVの先頭を走りますが、ドル箱の役割を果たすことになるであろうクロスオーバーSUVがいよいよ投入されます。
車内コードネーム「ラムダ」と呼ばれる新型SUVは、親会社ジーリーの最新プラットフォーム「Sustainable Experience Architecture」(サステイナブル・エクスペリエンス・アーキテクチャ)を採用。当初ハイブリッドパワートレインが採用されると予想されていましたが、フルエレクトリックモデルとして登場することが有力となりました。
その電動パワートレインは2基の電気モーターを搭載し、最高出力はベースモデルで600ps、レンジトッピングトリムで最大750psを発揮、航続距離は580km(360マイル)を超えてくる可能性もあるといいます。
車重は2,000kg(4,409ポンド)を目指しており、「Evora GT410Sport」の1,256kgよりは重いものの、ライバルのテスラ「モデルX」の2,500kgよりははるかに軽く、より高いパフォーマンスが期待できる思われます。
ロータス初SUVのデビューは、2022年内と予想されています。
(APOLLO)