■これまでのモデルとは一線を画した、セダンでもワゴンでもない新しいデザイン
シトロエンの欧州Dセグメント・ハッチバック/ワゴン「C5」後継モデルの市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
初代C5は、2001年に「エグザンティア」後継モデルとして登場、5ドアハッチバックおよびステーションワゴンが設定されました。
2代目は2007年に発売、2011年にフェイスリフトが行なわれた後、2015年の「Final Edition」を最後に日本での販売は終了しています。
捉えたプロトタイプは、開発初期段階のためディテールは完全に隠されています。しかし、ボディパネルは生産型と思われ、次期型では、これまでのモデルとは一線を画した、セダンでもワゴンでもないファストバックのクロスオーバースタイルが見てとれます。
新型ではアーキテクチャにはPSAグループの「EMP2」プラットフォームを採用。電動パワートレインが使用可能になり、2016年のパリモーターショーで公開された「CXPERIENCE CONCEPT」(Cエクスペリエンス・コンセプト)にインスパイアされたデザインが予想されています。
確かに一部が露出しているLEDテールライトは、コンセプトに非常に似たデザインが確認できます。また太いDピラー周辺にコンセプトのような大きなガラスエリアがあるかどうか非常に興味深いです。
パワートレインは不明ですが、直列3気筒、直列4気筒のガソリンおよびディテールエンジンがラインナップされ、最高出力は130hpから225hpを発揮、プラグインハイブリッドの設定も濃厚でしょう。
C5後継モデルのワールドプレミアは早くとも2021年終わりで、2022年前半あたりと予想されます。また2015年以来、7年ぶり日本市場導入の期待もかかっていいます。
(APOLLO)