■コンパクトなRVでデビューし、現在はコンパクトSUVへ変貌
1966(昭和41)年のこの日、千歳空港を出発した全日空60便が羽田沖で墜落、乗員と乗客133人全員が犠牲になりました。原因として操縦ミスやエンジン不調、爆破説などが挙げられましたが、結局不明でした。
昨年2020年の2月4日、英国のジョンソン首相が元々発表されていたエンジン車の新車発売の禁止時期を2040年から2035年に早めると声明。同時に、エンジン車の中にハイブリッド車も含めると言及しました。さらに、同年11月には前倒して2030年まで早めると発表。日本でも同様の検討を始めましたが、政治的思惑が先行しているように思われ、トヨタ社長が苦言を呈しているように大丈夫なんでしょうか?
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
1991年2月4日、三菱自動車からRVの「RVR(リクレーションナル・ビークル・ランナー)」の発表がありました。最近はRVという表現を使いませんが、要はアウトドアが楽しめるクルマを指し、SUVやミニバン、ステーションワゴンも含めた総称的なカテゴリーです。
当時は日本人の生活スタイルも大きく変化し、キャンプを楽しむ、自然を楽しむアウトドアブームが起こり、オフロードを快適に走行できるRVが人気を集めていました。バブル景気に陰りが見え始めていましたが、三菱自動車はミニバンの先駆車的な「シャリオ」や「デリカ」、RVブームの立役者「パジェロ」が大人気となり、絶好調な時でした。
RVRは、2代目シャリオをベースにショートボディ化し、コンパクトなボディながら広い室内を確保。高い天井高に加えて、フルリクライニングシートや世界初のインナーレール式スライドドアなど使い勝手の良さをアピールしました。さらに、2.0L DOHCエンジンとフルタイム4WDによって、オフロードでも街乗りでも快適に走行でき、RVの中でも異彩を放って販売も好調でした。1997年に2代目へと引き継がれましたが、2002年に一旦生産を終了。
そして、2010年に復活した3代目は、RVからコンパクトSUVへと大きく変貌して注目を浴びました。
三菱自動車は、2020年12月に「エクリプスクロスPHEV」を投入しました。当然、より身近なコンパクトSUVのRVRについてもPHEV化が検討されているのではと想像しますが、期待したいですね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)