■2ドアスポーツからクロスオーバースタイルへ変更の可能性も
トヨタは先日「GR86」新型のパテント画像が流出したばかりですが、今度は「CELICA」(セリカ)の商標が最申請されたことがわかりました。
トヨタがこの申請を提出するのは2度目ですが、その真意を探っていきたいと思います。
まず最初の可能性は、トヨタが「CELICA」の名称を他メーカーに使用されないよう申請したというものです。スウェーデンエージェント経由で入手した申請書には、1月21日の日付と「CELICA」の名称が確認できます。
注目はGRブランドから復活する可能性です。これまで「GRスープラ」「GRヤリス」、そして公開間近の「GR86」新型があり、可能性がゼロとは言い切れないと言えます。
以前トヨタのチーフエンジニアである甲斐氏が、メディアのインタビューにて「スープラを復活させたので、次はセリカとMR2だ」と語っており、「ザ・スリー・ブラザース」と名付けられた「スープラ」「MR2」「セリカ」にとって欠かせないピースであることは間違いありません。
さらに、セリカ後継モデルがクロスオーバーで発売される可能性も考えられるといいます。先日は「クラウン」後継モデルがクロスオーバースタイルで発売することが伝えられ衝撃を与えましたが、スポーツカーよりクロスオーバーSUVが人気の昨今、トヨタブランドを最大限に活かした再生法かもしれません。
その答えが出るのは早くとも2023年以降となりそうです。
(APOLLO)