■40系ランドクルーザー【オートビビット】
高い耐久性と悪路走破性で日本のみならず、世界で人気が高い人気を誇るのが、トヨタ・ランドクルーザーです。
![autovivid_ landcruiser_01](https://clicccar.com/uploads/2021/01/19/autosalon_autovivid_01-20210119164542-200x133.jpg)
その中でも1960年〜1984年の24年間も販売された40系のランドクルーザーはFJクルーザーのモチーフとなったり、ドラマの主人公の愛車として登場したり、ランドクルーザーの中でもシンボル的なモデルです。
![autovivid_ landcruiser_03](https://clicccar.com/uploads/2021/01/19/autosalon_autovivid_03-20210119164556-200x133.jpg)
2017年の日本自動車殿堂歴史遺産車の1台に選ばれた40系のランドクルーザー。神奈川県にあるカーショップ、オートビビッドはフルレストアした40系ランドクルーザーを出展しました。
![autovivid_ landcruiser_04](https://clicccar.com/uploads/2021/01/19/autosalon_autovivid_04-20210119164604-200x133.jpg)
![autovivid_ landcruiser_05](https://clicccar.com/uploads/2021/01/19/autosalon_autovivid_05-20210119164612-200x133.jpg)
完成するのに2年の月日を掛けたというランドクルーザーは、オリジナルパーツのみでレストアした逸品。ノーマルではないのはナルディのウッドステアリング、レカロ社製シート、そしてアメリカ車から移植したリアシートのみというこだわり。さすがに費用も相当掛かっている模様。
レストア前は特に腰下などは錆などで腐っていて穴が空いている状態で、修理するのに最も苦労したポイントでした。
![autovivid_ landcruiser_06](https://clicccar.com/uploads/2021/01/19/autosalon_autovivid_06-20210119164619-200x133.jpg)
![autovivid_ landcruiser_07](https://clicccar.com/uploads/2021/01/19/autosalon_autovivid_07-20210119164625-200x133.jpg)
40系ランドクルーザーはモデルライフが長いため、年式や搭載するエンジンによって仕様が異なるのが特徴です。
このクルマは中期型のディーゼル車ですが、リアが幌だったので、リアフェンダーはガソリン車から移植しています。
オールペイントしたボディは純正色より明るめの色をチョイスし、ホイールも白く塗装し、オリジナルに近い状態となっています。
![autovivid_ landcruiser_08](https://clicccar.com/uploads/2021/01/19/autosalon_autovivid_08-20210119164632-200x133.jpg)
ディーゼルエンジンのため、都市部では乗ることはできませんが、海や山などにこのクルマで出掛けたら、相当目立つことでしょう。
現在は日産R32型スカイラインGT-Rをレストア中で、2022年のオートサロンに出展予定というので、今から楽しみです。
●オートビビッド/AUTO VIVID
ベース車両:トヨタランドクルーザー/最高出力93ps/3600rpm、最大トルク20kg-m/2200rpm/ホイール:前/後共16-6J/タイヤ:前後共235-85-16
(文・写真:萩原 文博)