■Power R ECUなどへの改善により、最高出力は591hpから690hpへ
ドイツ人気チューナー「ABT Sportline(アプト スポーツライン)」は、2020年4月にアウディ「RS7 Sportback(RS7 スポーツバック)」をベースとしたドレスアップカー「RS7-R」を初公開しましたが、この度北米市場に初上陸を果たしました。
ノースカロライナ州を拠点とするABTのパートナー「GMP Performance」によって手がけられれたRS7-Rは、ベースモデルの4.0リットルV型8気筒ターボチャージャーエンジンをキャリーオーバーしますが、Power R ECUなどへの改善により最高出力は591hpから690hpへ、最大トルクは800Nmから880Nmへ向上させています(欧州バージョンの最高出力は730hp、最大トルク920Nmを発揮)。
エクステリアは、中央に「RS7-R」ロゴが刻まれたサイドブレードを装着、フロントリップスポイラー、グリルフレームアグレッシブなカーボンファイバー、リアスポイラーにアグレッシブなカーボンファイバー製パーツを採用。フェンダーインサートには、限定125台を示す「1 of 125」のロゴが明記されています。
車内には、特注のバッジとロゴ、カーボンファイバー製のシフトノブカバー、トリム、カーボンファイバーコーティングのダッシュボードカバーとシートパネル、ABTロゴの付いたシグネチャースタート/ストップスイッチキャップなどが装備されます。
足回りには、Yスポークパターンの22インチデュアルトーンホイールを採用、高さ調整可能なサスペンションスプリングやアンチロールバーを装備します。
気になる米国での価格は、エクステリアエアロボディキットが37,990USドル(約395万円)、エンジンのチューンアップはさらに3,890USドル(約40万円)かかります。
(APOLLO)