BMW「4シリーズ グランクーペ」のデビューは間近!? クーペ同様のメガ・キドニーグリルを装備か?

■M Sportバンパー、およびブルーブレーキキャリパー、大型ブレーキ搭載

BMWが発表間近とみられる「4シリーズ クーペ」の5ドア版「4シリーズ グランクーペ」次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。豪雪のフィンランド山中を駆け抜けるプロトタイプは台形のエキゾーストパイプを装備していることから、高性能「M440i」市販がであることがわかります。

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BMW 4シリーズ グランクーペ M440i 市販型 プロトタイプ

また、コンパクトなトランクリッドスポイラー、M Sportバンパー、およびブルーブレーキキャリパーを備える、適度に大きなブレーキも確認できます。

グリルはカモフラージュされていますが、クーペにならってメガ・キドニーグリルが装備されることは間違いないと思われます。さらに2本のバーを備えるアグレッシブなコーナーエアインテーク形状、フロントフェンダー後部の3分割エアベントも初めて露出し、デビューが近いことを示唆しています。

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BMW 4シリーズ グランクーペ M440i 市販型 プロトタイプ

新型では電動「i4」とプラットフォームを共有、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド、フルエレクトリックに対応するよう設計されている「CLAR」アーキテクチャを採用し、同じ組み立てラインで製造されます。

これまでの「F36」セダンと比較して、前世代「F36」グランクーペは0.5インチ(13mm)低いヘッドルームでしたが、次期型となる「G26」でもファストバックスタイルが採用されており、間違いなくリアヘッドルームが縮小されることになるはずです。

インテリアでは、標準の8.8インチのインフォテイメントディスプレイを備えた「G22」クーペとコンバーチブルから引き継がれることが予想されます。また、オプションにてより大きな10.25インチユニットと12.3インチの「Live CockpitProfessional」デジタルゲージクラスタをセレクト可能です。

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BMW 4シリーズ グランクーペ M440i 市販型 プロトタイプ

エントリーモデルのパワートレインは、最高出力225hp・最大トルク400Nを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載。一方高性能モデルの「M440i」では、最高出力382hp・最大トルク494Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載します。

トップモデルには、最高出力500ps以上、最大トルク598Nmを発揮する「M4グランクーペ」も噂されています。

4シリーズ グランクーペ次期型のデビューは年内の可能性もありそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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