イギリス版NSX!? 次世代スーパーカー「ナラン」世界初公開。その驚異のスペックとは?

■5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンにより1,048ps発揮

今夏にティザーイメージを公開していたスーパーカーのスタートアップ企業「ナラン Automotive」は、新型スーパーカーをついに世界初公開しました。

ナラン_009
ナラン 新型ハイパーカー

「Apollo IE」と「DeTomasoP72」の背後にいる人物、Jowyn Wong氏によってデザインされたこの新型スーパーカーは、フロントスプリッターと共通性をもたせたリアディフューザー、22インチハイブリッドカーボンホイール、サイドエアロブレードを装備。またフロントエンジンの2+2レイアウトを持ち、ホンダNSXを彷彿させるフロントエンド、流麗なフォルムを特徴としています。

ナラン_007
ナラン 新型ハイパーカー

パワートレインには、5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は1,048ps、最大トルク1,036Nmを発揮。0-100km/h加速は2.3秒未満、4.56秒で0-161km/hに達し、最高速度370km/hの世界トップレベルのハイパフォーマンスを魅せます。

さらに、エアロパッケージによりGT3レーサーより大きな、最大1,377kgのダウンフォースを生み出します。足回りでは、フロント&リアに調整可能なアンチロールバーを備えた、レーシングカー派生のダブルウィッシュボーン・サスペンションを採用。オーリンズの4方向調整可能なレーススペックダンピングシステム、レースグレードの油圧ステアリングラック、カーボンセラミックブレーキを搭載、前輪駆動はドライバーの必要に応じで後輪駆動に切り替えが可能となっています。

車内インテリアの画像は公開されておらず、詳細は不明ですが、元アストンマーティン「ラゴンダ」のデザイナーである、ケイト・モンゴメリー氏によって手掛けられているといいます。

ナランスーパーカーの2021年初にデビュー予定で、世界限定49台、価格は1億円から2億円が予想されます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる