■5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンにより1,048ps発揮
今夏にティザーイメージを公開していたスーパーカーのスタートアップ企業「ナラン Automotive」は、新型スーパーカーをついに世界初公開しました。
「Apollo IE」と「DeTomasoP72」の背後にいる人物、Jowyn Wong氏によってデザインされたこの新型スーパーカーは、フロントスプリッターと共通性をもたせたリアディフューザー、22インチハイブリッドカーボンホイール、サイドエアロブレードを装備。またフロントエンジンの2+2レイアウトを持ち、ホンダNSXを彷彿させるフロントエンド、流麗なフォルムを特徴としています。
パワートレインには、5.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は1,048ps、最大トルク1,036Nmを発揮。0-100km/h加速は2.3秒未満、4.56秒で0-161km/hに達し、最高速度370km/hの世界トップレベルのハイパフォーマンスを魅せます。
さらに、エアロパッケージによりGT3レーサーより大きな、最大1,377kgのダウンフォースを生み出します。足回りでは、フロント&リアに調整可能なアンチロールバーを備えた、レーシングカー派生のダブルウィッシュボーン・サスペンションを採用。オーリンズの4方向調整可能なレーススペックダンピングシステム、レースグレードの油圧ステアリングラック、カーボンセラミックブレーキを搭載、前輪駆動はドライバーの必要に応じで後輪駆動に切り替えが可能となっています。
車内インテリアの画像は公開されておらず、詳細は不明ですが、元アストンマーティン「ラゴンダ」のデザイナーである、ケイト・モンゴメリー氏によって手掛けられているといいます。
ナランスーパーカーの2021年初にデビュー予定で、世界限定49台、価格は1億円から2億円が予想されます。
(APOLLO)