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■「サイバーパンク2077」で2077年のディストピアを暴れまわれ!
●ポーランド生まれのオープンワールド型アクションRPG
1990年代に、アメリカや日本でもヒットした傑作ボードゲーム「サイバーパンク2.0.2.0.」。この作品の世界観をベースに、ビデオゲームとしての魅力を存分に盛り込んだ話題のソフトが、12月10日に登場します。
それが「サイバーパンク2077」。
隠れたゲーム大国であるポーランドのビデオゲーム開発会社「CD PROJEKT RED」が2012年に制作を発表し、以来発売が待ち望まれていたオープンワールド型(広大なエリアを自在に動き回るゲーム形式)のアクションRPGです。
ストーリーをご紹介しましょう。舞台となるのは2077年の荒廃した巨大都市・ナイトシティ。プレイヤーは「サイバーパンク」と呼ばれるアウトローの主人公・Vとなり、外見や武器防具、サイバーウェアをカスタマイズしながら、不老不死の鍵を握る謎めいたインプラント(体内に埋め込まれる装置)「Relic」を追うことになります。
●サイバーパンク2077 日本語吹替版トレーラー – What You’re Looking For
●重要な役割を担うポルシェ930ターボ
その「Relic」にデジタルゴーストとして人格を宿していたのが、ジョニー・シルヴァーハンドという人物。キャラクターを演じるのは、なんとキアヌ・リーブスです!
そのキアヌ演じるジョニー(※日本語吹き替えは森川智之さん)は、2020年頃に活躍した伝説のバンド「SAMURAI」のフロントマンという設定なのですが、彼の愛車として重要な役割を担うのが、2077年のちょうど100年前、1977年に作られた930型ポルシェ911ターボなのです。
制作スタッフはこのクルマを登場させた理由について、「911特有のシルエットに巨大なスポイラーやワイドボディを装着した絶対的なクラシックカー。特にそのシルバーバージョンは超「ロック」で、時代を超越した美学を持っているから」と説明しています。さらに930ターボは、「サイバーパンク」という言葉が生まれた1980年代当時に現役だったモデルであり、「古いものと未来的なものを混ぜ合わせて、独特のレトロフューチャーなスタイルを作り出す」という同作のコンセプトにも合致しています。つまり930ターボは、過ぎ去りし時代の遺物というだけでなく、2077年のサイバーパンクの世界と現代の世界を繋ぐ架け橋でもあるわけですね。
●サイバーパンク2077 トレーラー – ナイトシティの乗り物編
●車両の細部も忠実に再現!
作中に登場する930ターボは、ジョニーが生きた2020年のサイバーパンクの世界観にマッチするよう、LiDARやデジタルミラー、警察が空中から地上の車両を識別するためのセンサーなどを装着しています。とはいえボディや室内、エンジンなどはすべてオリジナルをベースとして忠実に再現されています。
そのため930ターボの3Dモデル製作には、実車が1台1台ほぼ手作業で製造されていたことを考慮して、写真をもとに形や大きさ、要素の相互位置などを再構成するフォトグラメトリーという特殊技術を採用。入手可能な技術図面なども使用しながら、バンパーやシャシー下の細部も含め、実際に走りだしそうなモデルを作り上げています。
作中に響くフラット6のサウンドも、もちろん実車からサンプリングしたもの。その他、作中では、レクサスLFAやLC500、アウディR8、991型911ターボなどのサウンドも使われているそうです。
クルマ好きからも大きな支持を集めそうな「サイバーパンク2077」。年末年始はリビングルームでサイバーパンクの世界にどっぷりハマるのもいいかもしれません!
【サイバーパンク2077 商品概要】
発売日:2020年12月10日
価格:7980円(税別)
開発:CD PROJEKT RED
販売: PlayStation 4 パッケージ版=スパイク・チュンソフト/PlayStation 4, Xbox One, PCデジタル版=CD PROJEKT RED
(clicccar編集部)
・「サイバーパンク2077」公式サイト
https://www.spike-chunsoft.co.jp/cyberpunk2077/
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