■巨大な湾曲したLEDディスプレイやLEDライトバー装備の六角ステアリングホイールを確認
BMWは、フラッグシップ・EVクロスオーバーSUV「iNEXT」(またはi5)市販型を2020年11月10日に初公開予定ですが、市販型コックピットの撮影に成功しました。
これまでにも車内を撮影していましたが、ダミーコンポーネントも多く、これが最終デザインとなりそうです。そこには、巨大な湾曲したLEDディスプレイが支配するダッシュボードが確認できます。ワイドなデジタルダッシュボードには、インストルメントクラスタとセンターのインフォテイメントスクリーンが組み込まれています。
なんといっても注目は、LEDライトバーを備える六角型ステアリングホイールです。赤い光を放つその「ポリゴナル・2スポーク・ステアリングホイール」は、自動運転と手動運転を切り替えられるiNEXTに最適な形状を目指し開発されています。
エクステリアは公開直前にも関わらず、厳重にカモフラージュされていてディテールは依然不明ですが、往来の動力モデルとは異なるクラムシェルボンネット、テールゲート、そしてフレームレスサイドウィンドウを備えていることがわかります。また、大型のクローズドグリルは車両の「目」として機能、レベル3の半自動運転テクノロジー用のセンサーを収容しているほか、その下には深くワイドなリップスポイラーが見てとれます。
市販型では、「iNEXT」のほか、「i5」の車名が有力で、価格は1000万円を超えると予想されています。
(APOLLO)