■アウディQ3はSUVにエレガントなスポーティさを演出
●世界トップのラゲッジスペースを確保
![アウディQ3](https://clicccar.com/uploads/2020/10/19/unadon_audi_q3_01-20201019113823-200x123.jpg)
アウディのSUV、Q3がフルモデルチェンジしました。
新世代のQ3は標準的なモデルとクーペルックのボディを採用したQ3スポーツバックの2タイプをラインナップします。
![アウディQ3](https://clicccar.com/uploads/2020/10/19/unadon_audi_q3_16-20201019114022-200x112.jpg)
![Q3スポーツバック](https://clicccar.com/uploads/2020/10/19/unadon_audi_q3_14-20201019114018-200x113.jpg)
外観での特徴はアウディのQシリーズ共通となる八角形のワイルドな造形のフロントのグリル。さらに、往年のアウディ・クワトロをイメージさせるような前後の盛り上がったブリスターフェンダーが特徴です。
![Q3スポーツバック](https://clicccar.com/uploads/2020/10/19/unadon_audi_q3_17-20201019114715-200x110.jpg)
標準モデルでもルーフはなだらかでスポーティな装いですけれども、今回新たに設定されたQ3スポーツバックではさらにルーフを下げ、はっきりとクーペルックのテイストを醸し出しています。
エンジンは直噴1.5Lガソリンターボと、2Lディーゼルターボの2種類をラインナップします。駆動方式はFFと4WDが用意されます。
![Q3運転席](https://clicccar.com/uploads/2020/10/19/unadon_audi_q3_06-20201019114924-200x113.jpg)
![Q3のリヤシート](https://clicccar.com/uploads/2020/10/19/unadon_audi_q3_05-20201019114921-200x113.jpg)
このQ3とスポーツバックは前モデル比でホイールベースは175mm延長。これによって、室内空間はとても大きく広がっています。とりわけ後席の足元空間やヘッドルームの余裕は目を見張るものがあります。
ちなみにこのリヤシート、リクライニングはもちろん、前後スライドも可能となっていまして非常にユーティリティ性が高いものです。
ラゲッジルームについても同じく広大で、後席を使用した状態で530Lという容量を確保しています。これはクラス最大にあたります。
![Q3のラゲッジスペース](https://clicccar.com/uploads/2020/10/19/unadon_audi_q3_12-20201019115240-200x127.jpg)
今回、2Lのディーゼルターボエンジンを搭載したQ3とQ3スポーツバックに試乗しました。
組み合わされるトランスミッションは7速のツインクラッチ、Sトロニックとなります。
この4気筒パワーユニットはディーゼルエンジンらしからぬスムーズさで回るのが特徴です。低速から強いトルクを出すだけではなく、中高回転域まで気持ちよく回ってかつパワーが上昇していくという、ガソリンユニットに特製の近いものです。
ディーゼルターボ搭載車両は全て4WDモデルとなります(1.5Lガソリンターボモデルは全車FF)。
乗り心地の良さはキープしながらも、ロールを抑え気味にするサスペンションと相まって、車両をきっちり安定して運行させてくれます。
![Q3試乗](https://clicccar.com/uploads/2020/10/19/unadon_audi_q3_02-20201019115400-20201019115401-200x122.jpg)
![アウディQ3](https://clicccar.com/uploads/2020/10/19/unadon_audi_q3_03-20201019115527-200x123.jpg)
当日はあいにくのウエットで、かつ走行したのは峠道という条件でしたが、SUVのボディであっても全く不安なく快適に走行することができました。
Q3・35TDIクワトロ Sラインの価格は543万円(オプション含まず)。Q3スポーツバック・35TDIクワトロ Sラインは563万円(同)です。
(文・動画:ウナ丼)