■2018には欧州カー・オブ・ザ・イヤー「ベストスモールSUV賞」を受賞
スペインを拠点とするセアトのベストセラー・クロスオーバーSUV、「アローナ」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
アローナは、2017年に初代が誕生。VWグループの「MQB AO」プラットフォームを採用、アウディ「Q2」、VW「ポロ」などを兄弟とするBセグメント・クロスオーバーSUVです。翌2018年には、欧州カー・オブ・ザ・イヤー「ベストスモールSUV賞」に輝くなど、同ブランドのベストセラーとなっています。
2年前には、フルデジタル化されたインストルメントクラスタや圧縮天然ガスエンジンが搭載された改良モデルが登場していますが、今回はさらなる進化を遂げることになります。
改良型では、新設計されたバンパー、リフレッシュされ「アテカ」と似たデザインになるグリルを採用、またグラフィックが変更されたヘッドライトが装備されます。
リアエンドでは、LEDグラフィックが微調整されるテールライト、デュアルエキゾーストパイプと統合されたディフューザーなども刷新されている様子がうかがえます。
キャビン内では、AppleCarPlayやAndroidAuto対応の8インチタッチパネルディスプレイがアップデートされるほか、スマートフォンのワイヤレス充電も搭載します。
パワートレインは、1.0リットル直列3気筒、1.5リットル直列4気筒、1.6リットル直列4気筒エンジンがキャリオーバーされる予定ですが、新たにマイルドハイブリッドパワートレインが追加される可能性がありそうです。
アローナ改良型は、アウディ「A1」とともに、スペインにあるMartorell工場で生産、2021年前半にデビュー予定です。
(APOLLO)