■4.4リットルV8+電気モーターのハイブリッドが有力
先日スクープしたBMWのミッドシップ開発車両がニュルブルクリンクで高速テストをする模様をカメラが捉えました。
前回同様、この開発車両はミュンヘンの登録ナンバーにもかかわらず、これまでイタリアのピレリ・テストセンターを拠点としており、ピレリのテストドラバイーが運転をしていたといいます。
ニュル高速テストをする開発車両はフロントエンドのローグリルやエアインテークのカバーを削除し、インタークーラーが露出しています。
さらにリアサイドウィンドウが通気孔と偏光カバーに置き換えられているほか、背面ガラスも覆われ、まるでその下のミッドシップエンジンを隠しているようです。
リアエンドでは、テールライト、およびバンパーやディフューザーが新設計され、クワッドエキゾーストパイプのカットアウトはベースモデルより大きく見えます。
足回りにはレッドキャリパーを備える高性能ブレーキシステムがみられることからも、「M850i」をベースにしたミッドシップ・スーパーカーの開発車両の可能性がありそうです。
さらにカメラマンによると、高速走行するプロトタイプからは、同モデルが搭載する4.4リットルV型8気筒ツインターボのエンジンサウンドが聞こえたといい、V8+電気モーターなどのパワートレインも予想されます。
プロトタイプは、テストミュールをまとった初期開発車両のため、まだまだ詳細は不明ですが、2021年最も注目したいプロトタイプの1台となりそうです。
(APOLLO)