■10月から生産予定が2021年4月以降に、開発は継続
日産が現在開発を進めるクロスオーバーSUV「キャシュカイ」次期型の発表が、2020年10月から約半年ほど遅れる可能性が高いことがわかりました。
ファイナンシャルタイムズによると、明確な時期こそ特定していませんが「キャシュカイ/ローグスポーツ」は2021年夏ごろの登場と予想しています。その最大の原因はやはりコロナウィルスによるパンデミックで、開発が妨げられたほか、会社内における優先順位が変更された模様です。
しかし日産はオートカーへの声明にて「サンダーランドでのキャシュカイ新型に向けた準備は継続されており、同工場へ4億ポンドを投資しています」と語っています。
次期型では、刷新されたVモーショングリルを搭載、新グラフィックのLEDデイタイムランニングライト、シャープなブーメラン型ヘッドライト、角張ったラインが予想され、「ローグ」や「エクストレイル」新型とフロントマスクのデザインを共有する可能性もありそうです。
キャビン内では、大型のインフォテイメント・ディスプレイや、インフォテイメントパネル、最新のドライバーアシストシステムの搭載も間違いないでしょう。
パワートレインは「e-POWER」を搭載。三菱「アウトランダーPHEV」からプラグインハイブリッド技術の導入も予想され、それに伴ってディーゼルエンジンは廃止される可能性もありそうです。
(APOLLO)