■3.0リットルV型6気筒スーパーチャージャーは消滅する可能性も
ジャガーは現在、欧州Eセグメント「XF」の改良型を開発中ですが、その派生ワゴン、「XFスポーツブレイク」市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
キャッチした最新の開発車両はこれまでで最もカモフラージュが軽く、最終デザインが見えてきました。ヘッドライトは現行型より鋭利なエッジを持つデザインに微調整され、グリルのアウトライン、五角形のコーナーエアインテークなどの形状も確認できます。
グリルのメッシュは単なるプレースボルダーのため、最終パーツではなく、3つの円形パネルは運転支援技術のセンサーのようです。また、バンパー下部の開口部は、外側に小さな隆起を追加し、よりスポーティなデザインが取り入れられています。
キャビン内でも大幅なアップデートが期待されています。12.3インチデジタルゲージ、温度調整機能用の新しいセカンドセントラルスクリーンや新設計のステアリングホイールなど、「I-Pace」の機能を採用することになるでしょう。
パワートレインは、最高出力200ps、250ps、300psを発揮する2.0リットル直列4気筒「インジニウム」ガソリンターボエンジンがラインアップされるほか、欧州の厳しい規制をクリアするディーゼルエンジンをラインアップし、48Vマイルドハイブリッドの設定も有力ですが、3.0リットルV型6気筒スーパーチャージャーは消滅する可能性があるようです。
XF改良型のデビューは、2020年内と予想されています。
(APOLLO)