■VW「T-Roc R」と対峙するため、さらなる高性能モデルが登場
ヒュンダイは、主力コンパクトハッチ「i30」に設定されるハイパフォーマンスモデル「i30N」改良型を開発していますが、その最新プロトタイプがニュルに出現しました。
これまでで最もカモフラージュが軽い開発車両は、スプリットヘッドライトのデザインの一部や、新デザインの大型コーナーエアインテークの形状がわかります。またボディのドアパネルが初めて露出、サイドスカートは拡張され、デュアルエキゾーストパイプがインストールされたバンパーが見てとれます。
大型ルーフスポイラー、4フィンディフューザーがリアエンドを支配、ベースモデルと差別化されるアグレッシブなボディキットを装備しています。サンタフェを模したグリル中央にはヒュンダイのロゴ、その隣に「N」バッジが付くはずです。
キャビン内では、スポーツシートのペアが追加、専用の室内装飾、コンストラストステッチがほどこされます。またインストルメントパネルとインフォテイメントシステムの新しいグラフィックも期待できるといいます。
スポーティなサスペンションのセットアップは、コーナリングを改善、パワートレインは最高出力275psを発揮する2.0リットル直列4気筒「T-GDI」ターボチャージャー付きガソリンエンジンを搭載し、8速DCTトランスミッションが組み合わされ出力を前輪に送ります。
また300psを発揮するVW「T-Roc R」と対峙するため、さらに強力なエンジンを搭載するハードコアモデルも噂されています。
コナi30Nのデビューは、2020年内、あるいは2021年前半と予想されています。
(APOLLO)