■ヴィジョン Mネクストに代わるスーパーカーを開発へ
BMW 8シリーズをベースとする開発車両をニュルブルクリンク付近でカメラが捉えました。
8シリーズクーペは約2年前に登場、派生モデルとして「コンバーチブル」、4ドアの「8シリーズ グランクーペ」、高性能「M」モデルなどを展開していますが、フェイスリフトには時期尚早です。
カメラが捉えたプロトタイプは、一見通常の8シリーズクーペですが、よく見るとフロントエンドのローグリル、インテークカバーが外され、インタークーラーが露出しています。
さらにリアサイドウィンドウが通気孔と偏光カバーに置き換えられているほか、背面ガラスも覆われ、その下のなにかを冷却し、覆い隠そうとしている様子がうかがえます。
リアエンドではテールライト、およびバンパーやディフューザーが新設計され、クワッドエキゾーストパイプのカットアウトはベースモデルより大きく見えます。足回りにはレッドキャリパーを備える高性能ブレーキシステムがみられることからも、「M850i」をベースにしたミッドシップ・スーパーカーの開発車両の可能性がありそうです。
即座に思い浮かぶのは、BMWが2019年に発表した次世代PHEVスーパーカー「ヴィジョン Mネクスト」市販モデルです。しかし、最新情報では市販化は見送られたと伝えられており、現段階でこの車両を特定するのは困難ですが、まったく新しいスーパーカーを開発している可能性は高いといえそうです。
この新型モデルに関する新たな情報を入手し次第、お伝えしていきます。
(APOLLO)