デトロイトでお披露目された次期NSXは先代の正常進化でしっかりスポーツでした!【デトロイトショー2012】

なかなかいいじゃない、と妙に安心です。ホンダは開催中の北米自動車ショー(デトロイトショー)で次期「NSX」のコンセプトモデルを発表。北米ではアキュラブランドなんですが、「3年以内に発売」を明言したんですよ。

何が安心したかって、それは駆動方式。
リーマンショックの直撃を受け、開発はほぼ終了していたのにお蔵入りしたNSX後継車「HSV-010」(特例でスーパーGTに出ているやつです)って駆動方式がFRだったんですよね。でも、個人的にこれは超違和感。だってNSXといえばミッドシップじゃないと。そうでしょ?

で、新たに発表された「NSXコンセプト」ですが、ちゃんとミッドシップなんですよね。「HSV-010 」がラグジュアリークーペだったのに対し、「NSXコンセプト」はしっかりスポーツカーなんです。NSXはこうじゃなきゃ。

パワートレインはV6エンジンとモーターのハイブリッドで、前輪をモーターで駆動するようです。

(工藤貴宏)

 

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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