■外装にマットペイントの「マグノナイトブラック」を用意
国産車、輸入車を問わず、本格オフローダーの人気は絶大で、1年から数年単位という納期待ちや受注停止というモデルも珍しくありません。
メルセデス・ベンツGクラスも圧倒的な支持を集めるモデルで、納期待ちという方もいるでしょう。中古車価格もかなりのプレミアを付けているケースも多いようです。
日本上陸の台数が確約されている限定車は狙い目かもしれません。2024年2月28日に発表された特別仕様車の「メルセデスAMG G 63 Grand Edition」は、235台の限定モデル。なお、発表以前に予約受注が開始されていて、気になる方は、メルセデス・ベンツ正規販売店に問い合わせの上、来店するようにアナウンスされています。
トップパフォーマンスモデルである「メルセデスAMG G 63」をベースとした「メルセデスAMG G 63 Grand Edition」。メルセデスAMG社の手による最高出力585PS(430kW)、最大トルク850Nmを発揮するAMG製4.0LのV8直噴ツインターボエンジン「M177」が搭載されています。
こうしたハイパフォーマンスに対応するAMG強化ブレーキをはじめ、コーナリング時やブレーキング時にショックアブソーバーの減衰力を瞬時に切り替えるAMGモデル専用サスペンションを搭載。高い走行安定性と俊敏なハンドリングを実現するとしています。
内外装は、限定車にふさわしいゴージャスな仕立てになっています。エクステリアには、マットペイント外装色の「マグノナイトブラック」をベースに、前後スカートの一部、スペアタイヤリング、スリーポインテッドスター、ボンネットバッジ、サイドバッジ、リヤバッジに「マグノカラハリゴールド」のアクセントカラーが配されています。
さらに、前後ライトやウインカーがブラックスモーク仕様になり、特別感のあるムードを放っています。足元には、特別仕様車専用の「テックゴールドペイント」の22インチ「AMGアルミホイール」を特別装備。
インテリアには、人工皮革の「DINAMICA(ダイナミカ)」が採用されているのをはじめ、「G 63」のロゴが配置された「AMGパフォーマンスステアリング」により特別感が演出されています。
さらに、夏場など暑い季節で重宝するシートベンチレーター(運転席・助手席)、リラクゼーション機能(運転席・助手席)が用意された滑らかな肌触りのダイヤモンドステッチ付ナッパレザーシートや、ナッパレザーダッシュボードが標準装備されています。
また、ゴールドステッチ入りのナッパレザーシート、コッパー(銅色)アクセント入りのカーボンファイバーインテリアトリムが迎え、エクステリアの世界観がインテリアにも反映されています。
●価格:3200万円
●限定台数:左ハンドル95台、右ハンドル140台
(塚田 勝弘)