■ベース車よりも約70万円抑えた価格設定も魅力
高い悪路走破性を備える本格オフローダーモデルは、今も昔も一定のニーズがあります。長い納期待ちとなっている車種も多く、いつかは乗ってみたいと憧れている方も多いかもしれません。
ジープ・ブランドを牽引しているのもタフなオフロードモデルであるジープ・ラングラーです。
2024年3月2日に発売される特別仕様車の「Jeep Wrangler Unlimited Freedom Edition II(ジープ ラングラー アンリミテッド フリーダム エディション ツー)」は、売れ筋の5ドアモデルで、スタンダードグレードである「Unlimited Sahara 2.0L(アンリミテッド サハラ)」がベース。
搭載されるパワーユニットは、2.0Lの直列4気筒ガソリンターボで、トランスミッションは学習機能により高い効率性をもたらす8速ATが組み合わされています。装備では、ドライブレコーダー付ディスプレイミラーが用意され、万が一に備えています。
同特別仕様車でユニークなのが、「Jeep Duck(ジープ ダック)」をもとにデザインされたデカールがテールゲートに配置されるほか、フロアマットにも同様の刺繡ロゴが配されている点です。
さらに、130mmサイズの「Big duck(ビッグ ダック)」も車載されるという、遊び心あれる仕掛けも用意されています。加えて、ベース車よりも価格を約70万円抑えることで、特別仕様車らしい買い得感のある設定となっています。
「Jeep Duck」は、カナダのオーナーがきっかけでアメリカ全土に流行しました。「ジープを見つけたら、メッセージを付けたアヒルをジープの車上に置く」というお約束があり、置かれたオーナーは「JeepをDuckされた」と幸せを感じ、他のジープ・オーナーにそれを受け渡すようにアヒルを置いていくそうです。ジープ・オーナーならではの、喜びを広める楽しいコミュニケーションアイテムとして広がったとのこと。
ボディカラーは、人気色の「ブラック・クリアコート」、鮮やかな「ブライトホワイト・クリアコート」、オフロードモデルに似合う「サージグリーン・クリアコート」の3色が設定されています。
なお、「Wrangler Unlimited Freedom Edition II」の発売を記念して、2024年3月2日(土)から10日(日)までデビューフェアが開催されます。全国のジープ正規販売店に来場し、アンケートに答えると「メッセージ記載用タグ付きJeep Duck」がプレゼントされます。
●価格:799万円
(塚田勝弘)