目次
■電子デバイスだらけのあれこれを見る
リアル試乗・エクストレイル第10回は、ユーティリティ・運転席まわりの話の後編をお送りします。
●運転席まわり(つづき)
・シフト前方のスイッチ類
次項電制シフト前方には3つのスイッチが並びます。
左は「プロパイロットパーキングスイッチ」。これは「プロパイロットパーキング編」で解説しました。
その右グループの左は「EVモードスイッチ」。
エンジン始動をできるだけ抑制して電気だけで走りたいときに使う「EVモード」、スイッチを押し続けることで強制的にエンジンを始動し、e-POWERシステム用リチウムイオンバッテリーに充電を行うの「チャージモード」、ふたとおりの使い方が用意されています。
その右にある「e-Pedal Step」スイッチで、押すとシステムON。
通常、アクセルを踏むと加速&定速走行、離すと回生ブレーキで充電となるわけですが、ONにして回生ブレーキの働きをいっそう積極的にすることで、アクセルペダルの操作だけで速度調整できるようにする仕掛け。
アクセルを離すと回生ブレーキによって減速度が増す=早期に速度が落ちるため、ブレーキペダルを踏むのは最後の停止前の一瞬だけといっていいほどになります。
走行中の感触は、わずかなアクセルの動きにさえ過敏に反応してギクシャクして使いにくく感じましたが、「いっそ発想を変えたらどうだろう」と、あるところでアクセルペダルを止め、靴の中で足裏あるいは足の指の付け根の力を入れたり抜いたりするだけでも加減速するほどでした。よくこれほどまでに敏感なものを造ったなと感心することしきり。
・電制シフト
筆者には、どこにシフトしても必ず定位置に戻りたがる電気式シフトはとっつきづらく、トヨタのハイブリッドのような上下左右ならまだしも、前後だけの電気式シフトは操作が難解なイメージを持っています。その点、電気シフトなのにゲート型や操作を従来のAT様式を維持したマツダCX-60(リアル試乗CX-60第8回)はえらかった!
それはともかく、エクストレイルのシフト操作は「電制シフト」と命名された電気式。
筆者は現行3代目の前期型ノートで経験していますが、あくまでもチョイ乗りで使ったに過ぎず、じっくり使用するのは今回のエクストレイルが初めてです。
とっつきづらいだの何だの書きましたが、結論からいうとすぐ慣れました。
パワーシフトON時は当然「P」に入っていますが、あくまでも内部構造上の話で、常に中立位置に戻るレバー・・・というよりはノブを、ブレーキ踏みのボタン押し前方2段スライドでR。
Nにする方法はそのときの状態によって異なり、PからNのときはブレーキ踏みのノブ前方または手前に1段スライドのしばらく保持。DまたはBからのNは、前方に1段スライドのしばらく保持。NからRは、ブレーキ踏みの後方1段スライドのしばらく保持。
D入れはブレーキ踏みの手前2段スライド。
どのシフトであろうと、ノブ前方の丸いボタンを押すとPに入ります。
シフト表示はノブ内にあり、P、R、N、D/Bの横に小さなランプがあり、Pに入れるとNの横に「P」が点灯します。
ノブは高い位置にあるぶん操作しやすく、一度ロジックを覚えてしまえば自然に操作できるようになりました。
・電子制御パーキングブレーキ
・・・は、そのうち軽トラックにまで起用されるのではないかと思うほどの勢いで広まりました。
スイッチを引き上げて制動、ブレーキペダル踏みの押しで解除。オートブレーキホールド(次項)がONのときに限り、シフトをPに入れると自動制動されます。また、試しませんでしたが、走行中に何らかのアクシデントに出くわしたとき、スイッチを引き上げ続けると制動し、手を離すと解除する機能も入っています。
制動状態でシフトをDまたはB、Rに入れてアクセルペダルをゆっくり踏むと自動解除されますが、いつも述べているとおり、この機能は坂道発進のときに使うにとどめ、制動・解除を自覚するためにも原則的には常に操作するほうがいいと思います。
他のクルマではこの自動解除は運転席シートベルト着用のときに限られ、未着用のときはスイッチ操作が必要なクルマが多いですが、他の日産車は知らず、エクストレイルは、
・運転席ドアが閉まっている。
・シフトがP、N以外。
の条件が揃ってさえいればベルト未着用でも動かすことができました。
さっき「・・・原則的には・・・」なーんてかっこいいフカシこきましたが、ひとりでの車両撮影でクルマを動かすときは大変重宝した・・・ときと場合と立場によっていうことが変わるのはけしからんですな。
<オートブレーキホールド>
信号待ちなどで停車後、ブレーキペダルを離しても制動を維持する装置。アクセル踏みの発進で自動解除されます。電動パーキングは後ろ2輪に対して制動するのに対し、こちらはブレーキペダルによる制動=4輪制動を保持するという点が違うわけです。
作動条件は、
・運転席シートベルトを着用。
・電動パーキングブレーキが解除されている。
・シフトがP以外。
・急な坂道の途中に停車していない。
これも頼りっきりにして常用せず、あくまでも補助的に使うほうがいいでしょう。
・ドライブモードセレクター
2WD車用とe-POWER車とでは内容とセレクター形状が異なり、2WD車はシーソースイッチで、試乗車でもあるe-4ORCE車は丸形の外側リングまわしでセレクトします。
内容は、取扱説明書をまる写しすると以下のとおり。
<2WD車用>
・SPORT:より力強いスポーティな走行に適するモード。
・STANDARD:EV車のようなスムースな加速性能と燃費を両立する通常走行に最適なモード。
・ECO:燃費の向上を重視するモード。
<e-4ORCE車用>
・OFF-ROAD:凹凸や段差のある未舗装路や登坂、砂地での発進や走行を容易にするモード。
・SNOW:モーターのきめ細かな制御と前後駆動力配分により、雪道や凍結路面での発進や走行を容易にするモード。
・AUTO:EV車のようなスムースな加速性能と燃費を両立する通常走行に最適なモード。
・ECO:燃費の向上を重視するモード。
・SPORT:より力強いスポーティな走行に適するモード。
山間道走行で「ECO」「SPORT」「AUTO」を切り替えながら走ってみましたが、名称どおりECOはアクセル踏み込みに対する反応が、嫌いな言葉でいうなら「かったるく」なり、SPORTは鉄ゲタからスニーカーに履き替えたように走りが軽やかになります。ただ、「AUTO」はAUTOだけに、闊達に軽やかに走りたければドライバーのアクセル踏み込み量を感知して内部でSPORTに切り替えるようで、アスファルト路を走る限り、たとえ山間道登りでもAUTOで充分なように思いました。
試せるシーンがなかったので使いはしませんでしたが、e-4ORCE車のスイッチには丸の中央に「アドバンスヒルディセントコントロール(速度設定機能付)」のスイッチがあり、「OFF-ROAD」または「SNOW」モードのときに作動します。
フットブレーキばかりか、回生ブレーキででも減速が不足する急勾配の下りや、オフロードにある滑りやすい路面を下る際にクルマ自ら一定の低車速を保ち、下り坂走行をアシストします。
・サンバイザー
タテヨコ比は通常のクルマと同じながら、サイズは大きめ。
下ろした面にバニティミラーがあり、ふたを開くと天井側のランプが点灯します。
ミラー左には駐車券などをはさめるクリップがあります。
・先進事故自動通報システム(SOSコール)
何だか「先進的な事故」の通報システムのように見えるので、字ならびを変えて「事故自動通報先進システム」のほうがいいような気がしますが、いちゃもんはさておき、このボタンを押すことでクルマの通信機能により、「急病・犯罪・事故などの緊急時に警察・消防・医療機関への連絡を補助するサービスです。(取扱説明書より)」。
エアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグが開くほどの衝撃を受けた事故で自動でSOSコールを発進するほか、プロパイロット緊急停止支援システムの起動でクルマが緊急停止した際も自動でSOSコールを発します。
スイッチ形状は写真のとおりですが、表面に見えるのは実はふたで、このふたを開くと押しボタンスイッチが顔を出します。他のクルマのように透明なふたにしたほうがいいんじゃないか。黒いボタンに見えるので、慌てたときは直接押してしまいそうです。実際、この写真を撮るときには躊躇しました。
・インテリジェントルームミラー
バックドアガラス部に仕組まれたカメラ画像をルームミラーに内蔵された液晶に映し出すデバイス。後席乗員やトランクの荷の有無に影響を受けることなく後方視界をが得られるメリットがあり、これも日産が2014年、他社に先駆けて開発した技術で、このときの名称は「スマート・ルームミラー」でした。
とはいえ筆者から見れば欠点もあり、なぜどこの自動車メディアも注意喚起しないのかと不思議でしょうがないのですが、在来のルームミラーの場合は、車両サイズ、リヤガラス形状およびミラーとリヤガラスとの距離しだいながら、鏡にはリヤガラスまわりの枠まで映るから、後続車やリヤ障害物と自車&ドライバーの距離感が得られるのに対し、液晶モードのときはその距離感がつかめません。カメラがバックドアガラス部からいきなり後ろを映しているため、窓枠も車体も映りようがないのです。
これは前方カメラにも当てはまりますが、こちらの場合、ナビモニターに自車両のイラストがあるので疑似的にでも距離をつかむことができる。まさかルームミラーor液晶モードだけを見てバックするひとはいないでしょうが、そのへん、後方視界確保の際はアタマによーく叩き込んでおく必要があります。まあ、それがイヤなら通常のミラーに戻せばいいのですが、要はモニター画像と真のミラーとでは見え方が異なることを認識し、使い分けしましょうねということです。過去のリアル試乗で採りあげたクルマの中にこの手のミラーがあっても、私はほとんど使いませんでした。
このミラーは、明るさや上下左右および回転角、本体下部スイッチの照明ON/OFFなどをセッティングすることができます。その一部をお見せします。他の画面を見たい方はギャラリーを。
●室内照明
<フロント>
・マップランプ/ルームランプ
マップランプとルームランプは灯体が兼用。4つ並ぶスイッチの両脇が左/右用マップランプスイッチで、押すと左右個別で点灯します。
内側ふたつのうちの左はルームランプONで、押すとフロント2灯ばかりか、後述のリヤ読書灯2灯も灯ります。
その右はDOORで、バックドア以外のどれかひとつ以上のドア開閉のたび、前述全4灯が点消灯。
スイッチが押し込まれていない=他のスイッチと表面がきれいに並ぶ状態がDOORポジションで、スイッチが押し込まれている状態だとドア開閉にかかわらず消灯のままとなります。
<リヤ>
・リヤ読書灯
後席上にはフロント用と同じ機能のルーム/マップランプが標準ですが、試乗車のようなパノラミックガラスルーフ付車はガラスにランプをつけるわけにはいかないため、この2灯後席ルーフサイドにそれぞれ分離して取り付けられ、押すたびに点消灯を繰り返します。
<荷室>
・ラゲッジランプ
ポジションは通常のルームランプと同じくON、DOOR、OFFの3つです。
<キー連動室内照明システム/バッテリーセーバー>
ラゲッジランプを除く全ランプは、キー連動室内照明システムが組み込まれています。
フロントランプスイッチがDOORにあるとき、以下のように作動します。
・パワースイッチをOFFにしてから約20秒間点灯。
・パワースイッチがOFFのときにドアをアンロックすると約20秒間点灯。
・パワースイッチがOFFのとき、(バックドア以外の)ドアを閉めてから約20秒間点灯。
・(バックドア以外の)ドアが開いているとき点灯。
つまり、降りようとするとき、乗り込もうとするとき、降りた後に外から忘れもの有無の確認といった、人間の動作に沿って点灯させるロジックです。同じような機能は他社にもありますが、実はこれも日産自動車が1995年の2代めプリメーラで始めたものです。それまでは、ドアを閉めた後の室内灯点灯は半ドアの判断要素だったので、初めて見たときは違和感を抱いたものです。
なお、e-POWERシステム用ではなく、12Vバッテリー上がり防止策として、何らかの理由でこれらランプを約10分以上させると自動で消灯させるバッテリーセーバー機能も入っており、こちらは荷室ランプも対象になっています。
●電源各種と通信端子
<前席>
・電源ソケット/USB電源ソケット
前席シフト前のもの置きトレイ向こうに、12V×10A=120Wまでのシガーソケット型ふた付電源ソケットを左側に、その右にはタイプCとタイプAのUSBソケット(いずれも12V×1A=12W以下)を装備。こちらは電源としてのほか、通信用としても使用可能のようです。
<後席>
・USB電源ソケット
コンソール後端、空調パネル内に、前席と同じくタイプCとタイプAのUSBがあります。ただしこちらは充電専用で通信機能はなし。マークが違うでしょ?
なお、前後席のUSBソケットのタイプや数は、機種によりけりで異なるので、カタログでじっくり確認されたし。
<荷室>
・電源ソケット/USB電源ソケット
電源ソケットは、前席と同じく120Wまでのシガーソケット型ふた付電源ソケットを設置。写真に見る向こう側には、G/G e-4ORCEにのみ標準、他の機種では工場パックオプションに含まれる、家庭用コンセントと同じ100V AC電源。1500Wとのことなので、125Aまでということですな。真ん中にあるやつはアースです。
●ドア内張り
内張りは、安っぽさを感じさせない、クルマの値段相応の造りになっています。全面、指で押せば引っ込むパッド仕立てになっていますが、これは前席だけで、後席はプラスチック出来でした。
・ドアハンドル&ドアロックノブ
ドアハンドルは、大きくはありませんが、握りやすい形状となっています。
運転席ロックノブを操作すると他の全ドアも連動してロック/アンロックされるのと、ありがたいのはロック中に運転席ドアハンドルを引くとそのままドアが開くのみならず、同時に他の全ドアもアンロックしてくれます。
防犯のためか、メーカーによっては他のドアを解錠しないものがありますが、日常使用性からすると他ドアもアンロックしてくれたほうが、降りたその足で後席ドアをすぐ開けられるのでありがたい・・・そのあたり、考え方それぞれなので、連動でロック/アンロックかを選べるようになるといいと思います。
選べるといえば、エクストレイルは車速連動ロックはなし。これも車速なりシフトなりで自動ロック/アンロックを別個で選べるようにしてくれるとありがたし。
別建てされているドアロックスイッチはステップワゴンと違い、内側ボタンががロック、外側ボタンがアンロックと配置が理に叶っていています。
・電動ミラー調整スイッチ
次項パワーウインドウスイッチも含め、あまりにも凹凸のない、表面がきれいに整いすぎていているせいで、使いにくいと酷評したCX-60のものと同じかと思いましたが、写真を見比べたら別ものでした。
使いにくかったものと姿が似ているのでこちらも使いにくいかと思ったらそうでもなく、電動ミラースイッチ、パワーウインドウスイッチともどもすんなり扱うことができます。
電動ミラースイッチは全体が小さく、だからといって使いにくいことはありませんでしたが、いつも書いているとおり、ミラー格納状態で鏡面調整するヤツはいないのだから、スイッチを大きな1本レバーとし、レバーを押すたびに引っ込み&飛び出しでミラー格納&復帰、左右まわしで左右切り替えにして省スペース化が図れると思うんですがねえ。
・パワーウインドウスイッチ
表面つるつる面一(つらいち)の割に使いにくいことはなく、全窓ワンタッチ開閉なのも実に便利でした。これも見てくれはCX-60そっくり。
できりゃあ使用頻度の高い運転席用スイッチだけは1段突出させるなり大きくするなりしてほしいところ。
・ドアプルハンドルとアームレスト
ドアを閉める際の穴ぼこは大きく、アームレストもたぶん車幅が活きて厚く造られているのと、パッド仕立てになっているので、腕を置いたときの感触もいいものでした。
「いいクルマ買っちゃったぜ」とひそかにニヤつくことまちがいなし。
というわけで、全ドアの内張りをお見せして「ユーティリティ・運転席まわり 後編」を幕とします。
次回は「ユーティリティ・室内空間編」です。
(文/写真:山口尚志 モデル:星沢しおり)
【試乗車主要諸元】
■日産エクストレイル G e-4ORCE アクセサリー装着車〔6AA-SNT33型・2022(令和4)年7月型・4WD・ステルスグレー&スーパーブラック2トーン/ブラック内装〕
★メーカーオプション(税込み)
・アダプティブLEDヘッドライトシステム(オートレベライザー付):3万3000円
・クリアビューパッケージ(リヤLEDフォグランプ):2万7500円
・BOSE Premium Sound System(9スピーカー):13万2000円
・ステルスグレー/スーパーブラック 特別塗装色:7万7000円
・ルーフレール+パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付):18万1500円
★販社オプション(税込み)
・グリルイルミネーション(インテリジェント アラウンドビューモニター付車用):6万3840円
・日産オリジナルドライブレコーダー(フロント+リヤ):8万6302円
・ウインドウ撥水 12ヶ月(フロントガラス+フロントドアガラス撥水処理):1万1935円
・ラゲッジトレイ:1万7800円
・デュアルカーペット:3万9800円
・滑り防止マット:1980円
・アドベンチャーズパッケージ(リモコンオートバックドア・インテリジェント アラウンドビューモニター付車用):16万3118円(セット内容:フロントアンダーカバー、リヤアンダーカバー、フロントバンパーフィニッシャー(ブラック))
・フードディフレクター:2万9800円
●全長×全幅×全高:4660×1840×1720mm ●ホイールベース:2705mm ●トレッド 前/後:1585/1590mm ●最低地上高:185mm ●車両重量:1880kg ●乗車定員:5名 ●最小回転半径:5.4m ●タイヤサイズ:235/60R18 ●エンジン:KR15DDT型(水冷直列3気筒DOHC) ●総排気量:1497cc ●圧縮比:8.0-14.0 ●最高出力:144ps/2400-4000rpm ●最大トルク:25.5kgm/2400~4000rpm ●燃料供給装置:ニッサンDi ●燃料タンク容量:55L(無鉛レギュラー) ●モーター型式(フロント):BM46 ●種類:交流同期電動機 ●最高出力:204ps/4501-7422rpm ●最大トルク:33.7kgm/0-3505rpm ●動力用電池(個数/容量):リチウムイオン電池(-/-) ●モーター型式(リヤ):MM48 ●種類:交流同期電動機 ●最高出力:136ps/4897-9504rpm ●最大トルク:19.9kgm/0-4897rpm ●動力用電池(個数/容量):リチウムイオン電池(-/-) ●WLTC燃料消費率(総合/市街地モード/郊外モード/高速道路モード):18.3/16.1/19.9/18.4km/L ●JC08燃料消費率:-km/L ●サスペンション 前/後:ストラット式/マルチリンク式 ●ブレーキ 前/後:ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク ●車両本体価格:478万8700円(消費税込み・除くメーカーオプション)