■2ドアスポーツカーも計画、2030年までにはほぼ全ラインナップ発売
ソニーとホンダの合併会社「Sony Honda Mobility」は、高度な自動運転技術を搭載した電気自動車の開発を目指していますが、同社の最初のモデルがいつ発売されるかについて、徐々に明らかになってきました。
同ブランドは、2020年に初のコンセプト「VISION-S」を発表。2023年の「ジャパンモビリティショー2023」では、EVセダン「アフィーラ」が初公開されました。
日本経済新聞によると、2025年に「アフィーラ」を発売、2027年にクロスオーバーSUVを、2028年以降には、より廉価なコンパクトモデルを発売する予定だといい、そのすべてのモデルはプラットフォームを共有するといいます。
さらに独自調査によると、2ドアスポーツカーも計画している可能性があり、2030年までにはほぼ全ラインナップが提供されると予想されます。
またこれらのモデルは、価格や開発費用を抑えるために、ホンダの自社開発EVと部品を共有すると伝えられています。
2025年に発売予定の「アフィーラ」は、前後に電気モーターを積み、それぞれが241psを発揮、91.0kWhのリチウムイオン電池パックを搭載します。プロトタイプでは、LiDARと8台のカメラを含む45個のセンサーが搭載され、レベル3の自動運転をサポートする処理能力を提供するとされています。
エクステリアは、滑らかなボディシルエットを採用。内部には、ダッシュボードのほぼ全体に広がるスクリーンがあり、映画を楽しんだり、ゲームをプレイしたりすることが可能です。
ソニーホンダモビリティが商業的な成功を収めれば、第2・第3のコラボブランドが誕生するかもしれません。
(APOLLO)