■670万から750万円でテスラに対抗
米EVテクノロジー企業のリビアンは、同ブランド初となる「手頃な価格の」クロスオーバーSUV・R2を3月7日に発売することを予告しました。
リビアンは、2009年に設立されたアメリカのEV自動社テクノロジー企業です。2017年には、電動ピックアップトラック「A1T」、および電動SUV「A1C」を発表。翌2018年には、それぞれ「R1T」「R1S」と改名されました。
そしていよいよ同ブランドの第二章が始まります。
ティザームービーからは、R2がラビアンのトレードマークであるライトから逸脱していないことが判ります。また太い全幅LEDバーと、スタジアム型のLEDリングを備えるフロントエンドが確認できます。
テールライトがどのように見えるかは想像することしかできませんが、R1SとR1Tがどちらも背面にあるシンプルな全幅の要素を備えていることから、近いデザインが予想されます。
現段階で判明しているのは、R1Sよりも小型で、より手頃な価格になるSUVであることだけです。
同社の最高経営責任者(CEO)RJ・スカリンジ氏は、費用が4万5000ドル(約670万円)から5万ドル(約750万円)程度になる可能性があると示唆しています。これが事実なら、テスラ「モデルY」、フォード「マスタング マッハE」、起亜自動車「EV6」、ヒュンダイ「アイオニック 5」などに対し高い競争力を持つはずです。
パワートレイン・出力・航続距離などの詳細はまだ公開されていませんが、来月初旬の発表に向けて、ティーザーイメージがさらに公開される可能性がありそうです。