ホンダの原付二種「スーパーカブC125」に2024年モデル。都会にマッチする新色を採用

■価格は若干アップの45万1000円

ホンダの「スーパーカブ」シリーズといえば、60年以上の歴史を誇り、世界的に大きな支持を受けているビジネスバイク。なかでも、高い実用性と快適な走りで人気なのが原付二種(第二種原動機付自転車)モデルの「スーパーカブC125」です。

スーパーカブC125の2024年モデルでは、パールネビュラレッドのシートカラーも変更
スーパーカブC125の2024年モデルでは、パールネビュラレッドのシートカラーも変更

シリーズ初代モデルの「スーパーカブC100」を彷彿させるレトロで普遍的なスタイリングを採用。扱いやすく燃費に優れた123cc・空冷単気筒エンジンには、独自の自動遠心クラッチ&4段リターン式変速機構も装備することで、幅広いライダーが気軽に走りを楽しめるモデルです。

そんなスーパーカブC125に、新色を採用した2024年モデルが登場。2024年3月28日に発売されます。

●初代「スーパーカブC100」を彷彿とさせるスタイル

スーパーカブC125は、1958年に登場したスーパーカブ・シリーズの初代モデル「スーパーカブC100」を彷彿とさせるスタイリングを採用した、原付二種のパーソナルコミューターです。

1958年に登場した初代「スーパーカブC100」
1958年に登場した初代「スーパーカブC100」

レッグシールドや丸目ヘッドライトなど、往年のカブを彷彿とさせるスタイルを採用。各部に配したクロームメッキのパーツなどで上品な印象とした外観や、専用のアルミキャストホイールなどによる軽快な走りも自慢です。

エンジンには、低振動・低ノイズを追求した123cc・空冷4ストロークOHC単気筒を搭載。最新の電子制御を駆使したインジェクションシステム(燃料供給装置)「PGM-FI」の装備などで、WMTCモード値67.8km/Lという高い燃費性能も誇ります。

また、ペダルを踏み込むだけで変速できるスーパーカブ独自の自動遠心クラッチ&4段リターン式変速も採用。初代スーパーカブC100を思わせるスリムでコンパクトなリヤキャリアなど、昔からカブを知るライダーには懐かしく、それでいて実用性も高い数々の装備が光ります。

ほかにも、スマートキーを携帯しているだけで、ポケットなどから出さなくてもイグニションのオン・オフやハンドルロックなどが可能な「Honda SMART Keyシステム」も採用。

2023年モデルに設定があった車体色パールカデットグレーは廃止
2023年モデルに設定があった車体色パールカデットグレーは廃止

スマートキー本体には、オールドタイプのウイングマークをあしらった立体エンブレムも採用し、細部までレトロで懐かしい雰囲気を演出しています。

●レッドとグレーも継続設定

そんなスーパーカブC125の2024年モデルでは、基本性能はそのままに、新色として「パールボスポラスブルー」を設定。ブルーを基調にレグシールドなどにホワイト、レッドのシートなどのマッチングが、街にマッチする色調となっています。

ホンダ・スーパーカブC125(マットアクシスグレーメタリック)
ホンダ・スーパーカブC125(マットアクシスグレーメタリック)

また、継続色の「パールネビュラレッド」は、シート表皮にブラウンを基調としたカラーを採用し、さらにレトロ感をアップ。同じく継続色の「マットアクシスグレーメタリック」と合わせ、全3色のカラーバリエーションとなっています。

価格(税込)は、1万1000円アップの45万1000円。前述の通り、2024年3月28日に発売される予定です。

(文:平塚直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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