■オーストラルと異なる「CMF-B」アーキテクチャを採用
ルノーは、現在開発中の次世代コンパクトSUV「シンビオシズ」の公開を予告しました。
2017年のコンセプトカーとして公開された「シンビオシズ」は、「共に生きる」を意味するギリシャ語の「symbiosis」に由来しています。
コンセプトでは、派手なスーサイド/ガルウィングドアを装備していましたが、量産モデルはより従来型のSUVスタンスを採用し、ルノーの最新スタイリングを採用します。また「キャプチャー」と「オーストラル」の間を埋めるモデルで、E-Tech PHEVパワートレインを搭載するといいます。
公式ティザーでは、特徴的なLED照明ユニット、キャビンの形状、湾曲したテールゲート、キャプチャーからインスピレーションを得たボディワーク全体のシルエットが確認できます。
キャビン内は、キャプチャーを彷彿とさせるお馴染みのダッシュボードレイアウトを採用。ルノーはインテリアが「十分なスペースと積載量」を提供すると語っています。
ボディサイズは全長が4,410mm(173.7インチ)で、コンパクト(C-SUV)セグメントの中核に位置します。ちなみにキャプチャーは全長4,329mm、オーストラルは全長4,5100mmとなっています。市販型では、オーストラルの「CMF-CD」プラットフォームを流用するのではなく、「CMF-B」アーキテクチャを採用すると思われます。
パワートレインは、クリオ、キャプチャー、アルカナにオプションとして提供されているE-Tech 145が搭載されます。PHEVセットアップは、1.6リットル直列4気筒エンジンにデュアルモーター、1.2kWhバッテリーを積み、最高出力145psを発揮します。
シンビオシズのワールドプレミアは、2024年春の予定ですが、今後さらなるティザーイメージが公開される可能性もありそうです。