「K4」の名が復活か? 起亜「フォルテ」の後継モデル、クーペルーフ採用で年内登場へ

■ファストバックテールとCピラーにマウントされたドアハンドル装備

起亜は現在、主力4ドアセダン「フォルテ」後継モデルの開発に着手していますが、そのプロトタイプをカメラが初めて捉えました。

起亜 フォルテ後継モデル スパイショット
起亜 フォルテ後継モデル スパイショット

初代フォルテは2008年にデビュー。現行型は2018年に発売されており、6年の月日を経て後継モデルへとバトンタッチされます。

4ドアセダンからスポーティに進化するフォルテ後継モデルには、ファストバックテールと、Cピラーにマウントされたドアハンドル、そしてダッシュボードには一体化されたインフォテイメントスクリーンが装備されます。

起亜 フォルテ後継モデル スパイショット
起亜 フォルテ後継モデル スパイショット

起亜は他メーカーと同様に、近年SUV分野に力を注いでいますが、依然としてセダンにも需要があると考えているようです。

豪雪の山中で捉えたプロトタイプは、リオのプロトタイプと同様、このフォルテもスポーティなファストバックのルーフラインと、後方に向かうにつれて緩やかに上昇するウエストラインを持っています。

側面では、独特なデザインのリアクォーターウインドウを装備、後継モデルではホイールベースが約4インチ(100mm)延長されると予想されます。リオとのもう一つの違いは、リアドアハンドルの処理です。 次期リオ(および現行フォルテ)の後部ドアハンドルは、ドア上部の従来の位置に配置されていますが、後継モデルのハンドルはCピラーに隣接するドアフレームに移動され、クーペの雰囲気を高めています。

またフロントエンドとリアエンドには、逆L字LEDデイタイムランニングライトを装備、フロントには全幅のライトバーがあるようです。内部では、デジタルインストルメントクラスターと、インフォテインメントシステムを統合する細長いスクリーンが予想されます。

パワートレインは、直列4気筒ターボチャージャーガソリンエンジンを搭載し、一部の市場ではプラグインハイブリッドがラインナップされるはずです。

フォルテ後継モデルのワールドプレミアは、2024年半ばと予想、後継モデルは「フォルテ」を改名し、かつて存在した「K4」が有力視されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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