■3 つの超薄型LEDデイタイムランニングライトを配置
アルファ ロメオが現在開発中の新型SUV「MILARNO」(ミラノ)のプロトタイプが公式リークされました。
ミラノはブランド初のEVで、グローバルモデルとして開発されています。
ワールドプレミアは2024年4月10日に予定されていますが、そのイベントへの期待を高めるために、いくつかのティザーイメージが公開されています。
公式リークされた画像では、迷彩柄をまとった電動ミラノのプロトタイプが見てとれます。
フロントエンドの詳細を判読するのは難しいですが、ウエストラインがリアドアで上向きになっていること、リアドアハンドルがCピラーに隣接するドアフレームに取り付けられていること、ボンネットやドアの開閉ラインなどが確認できます。
市販型では、プジョー「e-2008」やジープ アベンジャーといったステランティスの「e-CMP」プラットフォームを搭載。
以前流出したダッシュボード画面に映されたリーク画像では、伝統の三角グリル両側に3つの超薄型LEDデイタイムランニングライトが配置されていました。後部では、1970年代のアルファのスポーティなモデルからインスピレーションを得た、アグレッシブなリアエンドが確認されています。
また、ステランティス車とプラットフォームやランニングギアを共有しますが、アルファはクラス最高のハンドリング、「極めて正確な」ステアリング、そして高レベルのグリップを提供すると約束。同プロジェクトのパフォーマンスは、「ジュリアGTA」などの逸品を担当し、現在「33 ストラダーレ」スーパーカーに取り組んでいるエンジニアチームによって設定およびチェックされたと述べており、期待が高まっています。
アルファは今回、パワートレインのラインナップについてコメントしませんでしたが、プジョーe-2008と同じ54kWhのバッテリーパックが搭載され、同車の252マイル(406km)の航続距離に近づくはずだと予想されています。しかし、最高出力156psを発揮するプジョーとは異なり全輪駆動が提供されるため、0-96km/h加速は大幅に向上すると見られています。
プジョーにはEVと内燃パワートレインの選択肢が用意されており、アルファも一部の市場ではミラノにハイブリッドモーターを提供することが予想されます。