メルセデス最小AMGセダン、最後の「A35」はどこまで馬力が進化するか！

■Cピラーの根本にはAMGバッジを配置

メルセデス・ベンツは、高性能エントリーモデルAMG「A35」および「A45」ハッチバックの大幅改良を済ませていますが、パフォーマンスセダンとなるAMG「A35セダン」もアップデートが図られます。

A35セダンはAMGラインナップのエントリーモデルで、2023年モデルまでは他のAMG仕様の特徴である「パナメリカーナグリル」は装備されていませんでしたが、現在はすべてのAMGモデルの象徴となっています。

AMG Aクラスには「A45セダン」が存在しないため、このプロトタイプが「A35セダン」であることがわかります。

捉えたプロトタイプは、ノーズとテールをカモフラージュ。ヘッドライト周辺および内部LEDデイタイムランニングライトは今後新設計されるはずです。またコーナーの輪郭は、カモフラージュの下から角ばったデザインが浮き出ています。

注目はリアリップスポイラーです。このプロトタイプは現在のA35に取り付けられているものとは異なり、AMG仕様のCLAに採用されているものと酷似しています。さらにCピラーの根本にはシールが貼られていますが、そこにはAMGバッジが配置されると思われます。

メルセデス・ベンツは、2025年を持って、利益率が低いAクラスとBクラスを廃止する予定となっているため、これが最後のAMG A35セダンとなりますが、CLAとGLA、GLBは残ると予想されています。

パワートレインに関しては未だ不明です。最高出力306psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載すると思われます。しかし、多くの人気コンパクトモデルは、よりパワーを備えており、最後のA35に対しても20ps程度の馬力アップが期待できるといいます。

（APOLLO）