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■2台のマツダ コンセプトカーにドキドキ!
東京オートサロン2024が1月12日より開幕となりました。この日はビジネスデイとなっていますが、コロナによる規制なども少しづつ緩和され、日本だけでなく、海外からの来場者も例年以上に多く訪れており、感覚的にはコロナ前に戻ったような印象でした。
中ホール6にあるマツダブースでは、初公開のコンセプトカーが展示されていました。
1台はロードスターをベースとした「マツダスピリットレーシングRSコンセプト」、そしてマツダ3をベースとした「マツダスピリットレーシング3コンセプト」の2台です。
どちらも、新たに設定されたサブブランド「マツダスピリットレーシング」が市販化に向けて開発をしているスペシャルモデルのコンセプトカーです。
●超レーシーな「マツダスピリットレーシングRSコンセプト」
第1弾として進めている「マツダスピリットレーシングRSコンセプト」は、国内初投入の2リッターエンジンを搭載したソフトトップモデル。スーパー耐久シリーズで培ったノウハウをそのまま活かし、サーキットでも楽しめるようエンジンや足回りに手を加え、レーシーなアピアランスに仕立てていくそうです。
現ロードスターオーナーはもちろんですが、速さにこだわる方も魅了できる車を目指しているとのこと。
●ヴェールに包まれた「マツダスピリットレーシング3コンセプト」はどうなる?
第2弾で開発を検討しているのが、マツダ3ベースの「マツダスピリットレーシング3コンセプト」です。
基本的な考え方はロードスターベースのRSコンセプトと同じとのことですが、スペックなどの詳細は現在検討中ではあるものの、スーパー耐久シリーズで戦う55号車「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept」のイメージと繋がる、モータースポーツ直系を感じられる内容に仕立てていくそうです。
これはマツダファンにはもちろんですが、走り好きの方にも刺さるのではないでしょうか。市販化が待ち遠しいですね。
(岩本 佳美)