■ベースモデル以外では「X」を形成する 5 つの LED は保持
フォルクスワーゲンは「CES 2024」にて大刷新されたインフォテイメントシステムを紹介することをメインとしていましたが、その巨大なディスプレイの「車両ステータス」メニューに、迷彩のない「ゴルフGTI 2025」が表示されてしまいました。
このサプライズがフォルクスワーゲンの失敗だったのか、それとも意図的なリークだったのかは不明ですが、最も重要なことは、これが紛れもなく2025年のゴルフGTIであることです。
その画像では、公式リークされたプロトタイプがさらにカモフラージュを脱ぎ、スリムなヘッドライトを装備、光るブランドエンブレムにつながるLEDライトバーに接続されています。
またハニカムメッシュの新パターンのグリルを装備、プロトタイプでは見えませんでしたがバンパーコーナーには、「X」を形成する 5 つのLEDは保持されていることがわかります(先日までは消滅すると噂されていました)。
可能性としては、この車両が「Clubsport」バージョンの可能性があると言えそうです。また、エアインテークの中心に向かって上向きに伸びた新しい「牙」も装備されています。
エクステリア以上に関心が持たれるのが、インフォテインメントシステムの変更です。すでにスクープしたように、ゴルフには「ChatGPT」を活用した仮想アシスタントが搭載され、ドライバーがより自然に質問できるようになります。
また、8代目ゴルフの発売時に批評家、顧客、そのほかの誰もが不満を抱いていたタッチ式の静電容量式ボタンではなく、ステアリングホイールに本物のボタンが搭載される予定です。ヒーターのコントロールも点灯するようになり、夜間でも操作できるようになりました。
MK8.5世代でパワートレインのアップデートを行っているのか明らかにしていませんが、2.0リットル直列4気筒ターボエンジンがキャリーオーバーされる可能性が高く、最高出力は245psからわずかにパワーアップされ、ティグアン2.0リットルモデルの265psと同等になることが予想されます。
また最大の関心の一つはマニュアルギアが存続するかどうかです。「ゴルフGTI 380」 はスティックシフトを備えた最後のモデルであり、公式発表では、GTIとRではマニュアルギアは廃止するということでした。しかし、ユーロ7規制の緩和を考慮して、同ブランドが心変わりしたのではないか、という噂があります。クラッチペダルが生き残れば、Rにも期待できるでしょう。