■8C型ロータリーに駆動用モーターのリチウムイオン電池を組み合わせる
マツダのコンパクト・クロスオーバーSUV「CX-3」次期型に関する情報を入手、予想CGを制作しました。
初代となる現行型は2015年に登場しており、満を持して9年ぶりの世代交代となりそうです。
次期型では、新開発プラットフォーム「SKYAXTIV-VEHICLE ARCHITECUTRE」を採用しボディサイズが拡大、全長は約50mmストレッチされ、全幅、全高も若干拡大されるほか、クーペルーフの採用などにより、兄貴分「CX-30」とは明確に差別化されるようです。
予想されるエクステリアデザインでは、リヤゲートデザインはクーペスタイルに、サイドデザインは、ショルダーラインと並行するキャラクターラインでスッキリと流動的な仕上げに。フロントはグリルを薄く、ヘッドライトデザインはスリムに進化、グリルと一体感を持たせスポーティーな仕上がりが予想されます。
またパワートレインには、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+マイルドハイブリッドの「SKYACTIV-G1.5」、2.0リットル直列4気筒+マイルドハイブリッドの「SKYACTIV-X」、1.5リットル直列3気筒ディーゼルターボエンジンの「SKYACTIV-D1.5」が予想されますが、最大の注目は「MX-30ロータリーEV」から流用される830ccロータリーエンジン(発電用)のラインナップです。
このシステムは、8C型ロータリーに駆動用モーター(170ps)/1.8kWhのリチウムイオン電池を組み合わせており、「EV」を名乗るプラグインハイブリッドシステムとなっています。
CX-3次期型のワールドプレミアは、2024年10月と予想されています。