目次
■ラリージャパンのSSSコースを使って、楽しいイベント「ラリーフェスタin豊田スタジアム」に参加!
●私も豊田&岡崎アスリートの皆さんとワイワイ♪
フォーラムエイト・ラリージャパン2023が終わってからTGRラリーチャレンジが行われた1週間の間に、豊田市民向けのイベントが豊田スタジアムでいろいろ行われていました。
その中で私、梅本まどかも11月23日(木・祝)に行われた「ラリーフェスタin豊田スタジアム」に参加させて頂きました。
この日は朝からお昼頃まで子どもさん向けに、「ランバイク」という、足でこぐ二輪車でラリージャパンのスタジアム内コースを走れるようになっていたのです! みんな一生懸命こいだり、親子で写真を撮ったりと楽しまれていました。
ラリージャパンの時は、オープニングセレモニーでも、豊田スタジアムSSS(スーパースペシャルステージ)でも、最後のセレモニアルフィニッシュでも使った場所なのに、場内の雰囲気がまったく違う感覚が不思議でした。
が、このイベントで改めてコースに立つと、もっと違って見えて、同じ場所とは思えませんでした。
これまで、昼間にスタジアム内へ足を踏み入れることがなかったという事もあるのですが、こんなにも子どもたちが楽しそうにコースを歩いたり、自転車で走ったり、ホントに賑わっていたのです。
ラリー中のピリッとした感じは全くなく、ゆったりとした空気が流れていました。
ラリーは市民の方の理解がないと開催できない競技なので、こうしたリターンが市民の方にあるのはとてもいい事だなと感じた瞬間でした。
●同乗走行は子どもたちより大人のほうが大はしゃぎ♪
お昼過ぎからはやっと私たちの出番!!
この日は山本悠太選手・佐々木康行選手・洪銘蔚(ホンミンウィ)選手・山口選手とドライバーが4人!! 車も4台用意され、コースを同乗走行できるという内容でした。
ラリージャパン2023のJRCar1クラスで優勝したTOYOTA GAZOO Racingのコ・ドライバー、安藤裕一選手からお声がけいただき、私は同乗走行される方の乗る時のお手伝いをさせて頂きました。
装着できそうな方には5点式のシートベルトをつけて、実際にどんな状況でコ・ドライバーが乗っているか体感してもらったのですが、初めて5点式をつける方が多く「こんな風になっているんですね」と、声をかけてもらう事も多かったです。
また、安藤選手がラリーについての説明や、豊田スタジアムSSSのコースを、分かりやすくて読みやすいペースノートをまとめたロードブックを作って、参加者の方にお渡ししていました。
読める人はコースを走る時に読んでみたり、景色を楽しんだり、ドライバーさんとお喋りしながらまわったりと、それぞれが内側のコースと外側のコース、それぞれ1周ずつまわり、マシンを降りて頂く停止場に着くと、凄く笑顔になっていました。
2部制でお昼と夜と行い、子ども枠と大人枠という括りになっていたのですが、大人の方のほうがはしゃがれていて、そんな姿を見てほっこり♪
また、子ども枠は小学生から中学生の子が多く、みんなマシンを降りる時に目がキラキラしていて、口数は多くなかったのですが、緊張しながらも楽しんでくれているのが伝わってきて嬉しかったです!
最後にマシンを降りる前には、同乗を担当したドライバーさんからロードブックにサインをもらえる時間をとっていて、皆さん嬉しそうにしていたのも印象的でした。
山本悠太選手は岡崎アスリートなので隣町ですが、他の選手はみんな豊田市に住むドライバーさん。地元の選手に乗せてもらえるっていいですよね♪
小学生くらいの子が山本選手のマシンを見て、「86だー♪」とテンション上がっていたのもとても可愛かったです。
●私も初めてコースを歩いて、思い出に浸ってしまった!
参加者の方にも楽しんで頂きましたが、実は私たちもコースを歩いてラリージャパンの時の話をしたり、休憩中にはオフィシャルスタッフさんたちと「あの時は〜」と、ラリージャパン2023を終えた直後という事もあり、そんな話題で盛り上がっていました。
ラリージャパン中はコースを歩く事が出来なかったので、ジャンプ台の上まで歩くと意外と高いんだなぁとか、路面にはたくさんの跡がついていて、これが誰のだとか、ここは○○でなど、会話が止まらなかったです。
今年は豊田市のこうしたラリーのお仕事を、わがまちアスリートの皆さんとご一緒させて頂けることが多く、私にとって他チームの方とラリー競技日以外で交流する機会って今まではなかったので、いろんな会話ができ、凄く楽しかったです♪
豊田市が豊田の街に住んでいる方に、ラリーという競技を行うことを理解して頂き、みんなで楽しめるよう取り組んでいる事に参加でき、愛知県民として、ホントに幸せな事だなと改めて感じました。
正直、ドライバーさんのように運転して楽しんでもらうことはできないのですが、コ・ドライバーとして少しでも役に立てた事がなにより嬉しかったです。
次回も豊田市の催し、「オートテストin下山」についてです。お楽しみに♪
(梅本 まどか)