キア初のEV専用モデル「EV6」が大幅改良へ。デュアル三角LED採用

■わずかながらも、より曲線的なバンパーを採用

韓国・キアの電動クロスオーバー「EV6」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

キア EV6 改良型プロトタイプ スパイショット
キア EV6 改良型プロトタイプ スパイショット

EV6は後輪駆動を軸としたEV専用プラットフォーム「E-GMP(Electric-Global Modular Platform)」を採用、同社初のEV専用モデルとして2021年に発売され、これが初の大幅改良となります。

ドイツの凍てつく極寒の日に捉えたプロトタイプは、新しいフロントエンドと再設計されたヘッドライトを採用します。後者は迷彩の下から覗いており、LEDデイタイムランニングライトを積み重ねた三角形のデザインを採用しているように見えます。

さらにその下には、新しい長方形のメッシュ パターンを備えた中央の吸気口が見てとれます。またバンパーはわずかですが、より曲線的であるようです。

キア EV6 改良型プロトタイプ スパイショット
キア EV6 改良型プロトタイプ スパイショット

後部では、新設計されたリアバンパーを装備、定かではありませんが、一部のペイントとグロスブラックのアクセントの位置を交換する可能性があるようです。キャビン内は不明ですが、より豪華な雰囲気にすることに焦点を当てると予想されます。

現行型のパワートレインは、58kWhと77.4kWhのバッテリーパックが搭載されており、EPA航続距離は218~310マイル(351~499km)となっているほか、最高出力は169psからGTの584psとなっていますが、それぞれ若干のパワーアップ、航続距離の延長が期待できそうです。

EV6改良型のワールドプレミアは、2024年と予想されます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる