■先進安全装備の充実化とスマホ連携機能の強化。全64色の室内イルミネーションを用意
2023年12月現在、日本で唯一、新車で買える燃料電池車といえばトヨタMIRAIです。ホンダは2024年にCR-VをベースとしたFCEVを投入予定。また、以前お伝えしたように、BMWも日本でFCVの公道を使った実証実験を行っています。
このほど、トヨタMIRAIが一部改良を受け、2023年12月18日に発売されます。今回の主なメニューは、先進安全装備の充実化とスマホ連携機能の強化になっています。
先進安全装備では、先行車やカーブに対しての減速支援とステアリングの支援を行う「プロアクティブドライビングアシスト」をはじめとする最新の「トヨタセーフティセンス」が搭載されています。
さらに、トヨタチームメイト「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」「アドバンストパーク(リモート付)」が設定され、高速道路での渋滞時に一定条件下(レーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシスト作動中に、ドライバーが前を向いているなど)での運転負荷の軽減、車内外から操作できる駐車支援機能が加わっています。
また、12.3インチTFTカラーメーターの採用が拡大され、視認性を向上。全64色の室内イルミネーションの採用によりキャビンがきらびやかに演出できます。
そのほか、ドライブレコーダーのオプション設定や、専用のスマホ・アプリでスマホを携帯していれば画面操作なしでドアのロック、アンロック、エンジンスタートができるデジタルキーもオプション設定されています。
●価格帯:726万1000円~861万円
(塚田勝弘)