「ランドクルーザー70」が復活! 480万円で発売も抽選販売必至?

■どうしても乗りたいのならKINTOを選択する手も

再び復活したランドクルーザー70のエクステリア
再び復活したランドクルーザー70のエクステリア

予告されていたとおり、トヨタ・ランドクルーザー70(ナナマル)が2023年11月29日に復活を果たしました。

ランドクルーザー最大の特徴であるタフな走りを可能とする70。今回は、前回の30周年記念モデルの5MTから6ATになり、1ナンバーから3ナンバーになるなど、よりユーザーを選ばないモデルになっています。

エクステリアは水平、垂直基調で、道具としての機能性と圧倒的な安定感を創出するランドクルーザー70らしいシルエットを継承。一方で、時代に合わせて細部がアップデートされ、デザインに磨きがかけられています。

ランドクルーザー70のインパネ
ランドクルーザー70のインパネ

インテリアは、水平構成の力強いデザイン、オフロード走行に配慮された機能的なレイアウトが受け継がれています。シンプルな操作性、多様化する用途に応えながら、上質感のある素材が使われ、オーナーの満足感を満たすキャビンになっています。

搭載されるパワートレーンは、2.8L直噴ターボディーゼルエンジンで、力強い動力性能と低燃費を両立。最高出力150kW(204PS)・最大トルク500Nmにより、ナナマルらしい力感あふれる走りを実現します。ちなみに、2014年夏の復刻版には、4.0L V6と5MTが組み合わされていました。

最新版となるランドクルーザー70のリヤまわり
最新版となるランドクルーザー70のリヤまわり

最新のランドクルーザー70には、強靭なラダーフレーム、悪路走破時に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、「ビークルスタビリティコントロール(VSC)」「アクティブトラクションコントロール(A-TRC)」「ヒルスタートアシストコントロール(HAC)」「ダウンヒルアシストコントロール(DAC)」などの駆動力、制動力制御システムが採用され、操縦安定性の向上に寄与しています。

さらに、快適な乗り心地をさらに高めるサスペンションに改良され、先述したように、スムーズな運転、操作性へのニーズに応えるため6速ATが搭載され、優れたオフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地がさらに向上しています。

ランドクルーザー70の走行イメージ
ランドクルーザー70の走行イメージ

先進安全装備の搭載もトピックス。バックモニターや「Toyota Safety Sense」が採用され、新採用の「プリクラッシュセーフティ」「コンライト」「ドライブスタートコントロール」などにより、オフロード走行時はもちろん、駐車時、シフト操作時の安心、安全にも配慮されています。

ランドクルーザー70は、サブスクリプションサービス「KINTO」にも用意されています。他のモデルと同様に、自動車保険(任意保険)や自動車税、メンテナンスなどの諸費用を含め、月々定額の料金になります。トヨタ車両販売店のほか、オンラインでも見積もりから契約までの一連の手続きに対応。月々4万5760円〜という料金設定になっています。

ランドクルーザー70のキャビン
ランドクルーザー70のキャビン

通常販売は、販売会社により対応が異なるかもしれませんが、抽選販売必至のランドクルーザー70。納期も含めてどうしても乗りたい方はKINTOを選択する手もあります。

●ボディサイズ:全長4890×全幅1870×全高1920mm
●ランドクルーザー70「AX」価格:480万円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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