梅本まどか 
目次
■フォーラムエイト・ラリージャパン2023で楽しかったのは豊田スタジアムのSSS
●村田康介選手って、実はとっても面白い！
こんにちは☆ 元SKE48・梅本まどかです！ 今週も、FIA WRC2023世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」のお話を。
ペアを組むドライバーの村田康介選手と、全部のSS（スペシャルステージ）が終わってサービスパークに帰る時に、よく話す会話があります。
「どのSSが楽しかった？」とか「どのSSが印象的だった？」など、振り返りをするのです。
今回もラリージャパンの最終SS、旭高原が終わってから豊田スタジアムに戻るまでそんな会話をしました。
私が村田選手に「どこが楽しかったですか？」と聞くと、「んー、今回はどこも楽しくなかったね。ドライで気持ち良く走れたところなかったもんねー」と。
確かに今回は、金曜日は大雨、土曜日は曇りからのアラレ、日曜日も晴れてはいたけど雪が残る状況。
実際にドライタイヤを履いたのはシェイクダウン、SS1の豊田スタジアム、SS16の豊田スタジアム、SS22の旭高原のみ。他はウエットでいってよかったと思えるくらいの状況でした。
土曜日はお昼からドライで走れるかな？と期待していたのですが、まさかのアラレが降り、予想外のコンディションに！
そんな感じだったので、村田選手的には楽しいとは違ったようでした。
●3連勝した豊田スタジアムSSS
「逆にどこが楽しかった？」と聞かれ、「私は豊田スタジアムですかね」と話すと「確かに！ 3勝したしね♪」と急に思い出し、テンションが上がって笑顔になる村田選手。
皆さんご存知か分かりませんが、村田選手って意外と分かりやすく、声のトーンが変わったり、お客さんがたくさんいるとテンションが上がり、勝つと凄く喜ぶのです（笑）。
豊田スタジアムのSS前に手を振ったり、フィニッシュラインを超えてからガッツポーズや手を振ってアピールする選手って、そんなにいなかったと思います。
豊田スタジアムのSS中も、最初は黙っていますが、ラスト1周からは「これは厳しい…」だの「余裕！」だの、毎回独り言を言っていました（笑）。
林道のSS中もたまに喋っていますが、豊田スタジアムではよく喋っていました。
でも、3勝出来たのは私も嬉しくて、フィニッシュラインで村田選手が「勝った♪ いぇーい！」と叫ぶので、思わず一緒に「いぇーい♪」と盛り上がっちゃいました。
それくらい、楽しかったのは間違いないですね。
サービスパークに戻ってからも、たくさんの方に「かっこよかったね！」「凄かったね!!」と声をかけられていて、豊田スタジアムのSSは金・土・日の3日間ともその日の最終SSとなっていたため、毎日気分よく終わる事が出来ていました！
「意外とこれが今回のラリーに影響していたかもね」なんて会話もしましたが、初めてのデュアルSSでこんなに楽しめたのは正直予想外でした。
豊田スタジアムのSSって聞いた時は「危なくて怖そうだな。何かトラブルありそうだから気をつけよ…」と思っていましたが、相性が良かったです♪
2022年は豊田スタジアムで表彰台。今年はいい走りができるようにと個人的な目標を立てていたので、この豊田スタジアムで3連勝出来たことはホントに嬉しかったです。
豊田スタジアムでのいい思い出が増えました♪
観に来て下さった方にお話を伺うと「やっぱり音や迫力があった！」や、「デュアルSSならではのバトルが面白かった」という声も多く、反響が大きかった豊田スタジアム。
ジャンプ台は初めて観た方からすると、もっと飛ぶのかな!?というイメージがあったかもしれませんが、このジャンプ台と設定された登り下りはとても難しく、レッキでは車両がジェットコースターのように感じビックリしました。簡単に浮いちゃうんですよね！
実際にここでアクシデントがあった車両もあり、私たちは走る順番が遅く40分ディレイというのが3日の内、2日もあったのです。
後日、イベントでコースを歩ける事があり、見るとしっかり削れていました（笑）。
そんな豊田スタジアムの思い出ですが、もうコースは撤去されて元のスタジアムの姿に戻っていきます。
いろんな方の協力で走れていつも凄いなと感じていましたが、コンサートした時も、サッカー応援で行った時も、また去年のラリージャパンとも違った景色が見られて幸せでした☆
次回のうめまど通信は、はレッキのお話です♪
お楽しみに☆
（梅本 まどか）
