24年ぶりに復活! ホンダ「プレリュード」これが市販デザインだ。Z世代のデートカーになれるか?

■「e:HEV」ハイブリッドを搭載、最高出力は300psオーバーか

ホンダは2023年10月25日、「ジャパンモビリティーショー2023」にて、2ドアスポーツカー「プレリュード コンセプト」を世界初公開しましたが、その市販型デザインを予想プレビューします。

ホンダ プレリュード 次期型 予想CG
ホンダ プレリュード 次期型 予想CG

初代プレリュードは1978年に発売。1982年にデビューした2代目で人気が爆発、当時若者の「デートカー」として一世を風靡しました。1996年から2001年に販売された5代目を最後に生産終了となりましたが、数年前から復活の噂があり、スクープ班でも登場を予想していました。

1985年ホンダ プレリュードSi
1985年ホンダ プレリュードSi

同社は2022年4月、「四輪電動ビジネスの取り組みについて」という発表内で、今後「スペシャリティ」と「フラッグシップ」という2台の電動スポーツカーをグローバルに販売することを明らかにしており、プレリュード コンセプトが「スペシャリティ」モデルとなります。

市販型デザインは、オリジナルからコンセプトへと継承されている2ドアクーペスタイルを保持、流れる流麗なシルエットは市販型でも健在となります。

ただし市販型では、グリル上部にスリムなエアインテークを追加、ヘッドライトデザインもよりシャープなデザインに変更するなど、よりスポーティなイメージが期待できそうです。また、ヘッドライトからアンダーグリルに繋がる、両サイドのスリッドデザインが超攻撃的な印象になることなどが予想されます。

キャビン内は2+2シートレイアウトを採用、コンセプトでは独立型インフォテインメントディスプレイを採用していましたが、市販型では、デジタルインフォテインメントクラスターと一体型のディスプレイが予想されます。

パワートレインは、軽量化を重要視するためBEV仕様は見送られ、最終モデル同様の2.0リットル直列4気筒エンジンを積みます。しかし、初の電動化は濃厚で、「e:HEV」ハイブリッドを搭載、最高出力は300psを超えてくると予想されます。駆動方式はFFで、マニュアルトランスミッションの設定も期待がかかります。

プレリュード新型の発売は2025年と予想、実現すれば実に24年ぶりとなります。昭和を駆け抜けたデートカーが「Z世代」に受け入れられるのか、注目されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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