■コーナーエアインテークを大幅に変更、よりシンプルに
ポルシェは現在、エントリークロスオーバーSUV「マカンEV」を開発中ですが、その最新予想CGが制作されました。
以前にも予想CGを公開しましたが、デザイナーのKOLESA LUは最新情報&スパイショットを元にデザインを修正、ほぼこの形で発売されると見られます。
主な修正点は、まずヘッドライトで、よりスリムに、そして角度が付けられています。次にバンパーですがコーナーエアインテークを大幅に変更、内部ライトユニットはミニマムに、上下を分割していたフィンは削除されています。代わりに中央のワイドインテークが上下二分割されています。
また側面のキャラクターラインにも変化がみられ、窪みが浅く、広く修正されています。リアエンドでは、ルーフスポイラーを新設計し、バンパーも刷新されている様子がうかがえます。
市販型では、同じVWグループのアウディ「Q6 e-tron」と「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を共有、100kWhのバッテリーを搭載し、270kW以上の急速充電に対応することが確実視されています。
スペックですが、最も強力なバージョンでは、デュアルモーターにより最高出力603ps・最大トルクは1000Nmを発揮するとみられています。そして、48:52の重量配分、800V対応、リアの電子ロックディファレンシャル、全輪駆動、後輪ステアリング、および最大22インチのホイールの採用が有力です。
またエントリーモデルとして、シングルモーターによる後輪駆動モデルも登場が予想されています。
マカンEVのデビューは、今後数ヶ月以内とみられ、当面はICE(内燃機関)モデルと併売される計画だといいます。