■8速ATのオプションが追加、GRカローラ同等の最高出力300psを発揮か
トヨタは、ハッチバッククーペ「GRヤリス」の大幅改良を計画していると噂されていますが、そのデザインを大予想しました。
初代となる現行型GRヤリスは、2020年1月の東京オートサロン2020でワールドプレミアされました。同年9月から販売されており、今回初の大幅改良となります。
独立系企業「アバンテ デザイン」は、トヨタの最新デザインヒントを取り入れた改良型を制作しました。
5代目トヨタ「プリウスの」スタイリングが好評だったことを基に、デザイナーはそこからインスピレーションを得て、GRヤリスの改良を構想したといいます。バンパーなどの要素を中心とした一般的なフェイスリフト変更の代わりに、この変更は主に照明コンポーネントの再設計を中心に展開されています。
フロントエンドでは、プリウスに似たスリムなLEDヘッドライトを含む「ハンマーヘッドフェイス」処理がなされています。この変更には、フロントフェンダーとボンネットの新設計が必要で、ノーズのエンブレムもグリルからフード先端へ移動されています。
ボディスタイルには変更を加えていませんが、サスペンションを下げてさらにスポーティな印象に仕上げています。後部でのハイライトは、全幅LEDグラフィックを備えた新しいテールライトクラスターと、現行バージョンの黒いトリムに代わるボディ同色の処理が行われています。
キャビン内は制作されていませんが、フルデジタルインストルメントクラスターが装備されます。
パワートレインは、1.6リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンですが、既存の6速マニュアルトランスミッションに加えて、8速オートマチックトランスミッションのオプションが追加され、GRカローラ同等の最高出力300ps程度を発揮すると噂されています。
GRヤリス改良型のワールドプレミアは、2024年内と予想されます。