公道もOK! アウディ「R8」最強のファイナルモデルは1億円超え!? 開発車両が雨中のニュル爆走

■お馴染み5.2リットルV型10気筒自然吸気エンジンで最大800psか

先日、市街地でアウディ「R8」謎のプロトタイプを捉えましたが、今度はニュルブルクリンクに出現しました。

アウディ R8 スーパーカー 開発車両 スパイショット
アウディ R8 スーパーカー 開発車両 スパイショット

雨の中高速テストを捉えたプロトタイプは、ルーフには巨大スクープを装備、フロントエンドには大きなスプリッターとカナード、ボンネットにはアグレッシブなエアスクープを配置し、フロントホイールアーチにはルーバーが装備されています。

アウディ R8 スーパーカー 開発車両 スパイショット
アウディ R8 スーパーカー 開発車両 スパイショット

側面では、後部にNACAダクトを備えた独特なサイドスカートを装着。足まわりには、R8とはまったく異なるセンターロックホイールが装着されており、ただならぬ雰囲気を醸し出しています。

前回お伝えした通り、このプロトタイプは、アウディ純正ではなく、レースとパフォーマンスの世界でアウディスポーツと長年関わってきた会社、「Scherer Sport」(シェラー・スポーツ)が手掛けるスーパーカーだといいます。シェラー・スポーツは、アウディのアフターマーケット・チューニング・アップグレードも多数提供しています。

カメラマンによると、雨中でのプロトタイプは、アウディのどのモデルよりも速く、果敢にコーナーを攻めていたと言います。

アウディ R8 スーパーカー 開発車両 スパイショット
アウディ R8 スーパーカー 開発車両 スパイショット

市販型スペックもみえてきました。パワートレインは、お馴染み5.2リットルV型10気筒自然吸気エンジンを搭載。これまでR8シリーズの最強モデルは「R8 GT」の620psでしたが、このスーパーカーでは800ps程度までアップされる可能性もあるようです。

ワールドプレミアの時期は不明ですが、世界限定100台の希少モデルになると予想され、プレミア価格1億円超え確実と言えそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる