■ID.Buzzより空気力学的なシルエットが特徴
フォルクスワーゲンが、ミニバン「シャラン」をフルエレクトリックモデルとして復活させる噂を入手、早速予想CGが制作されました。
シャランは、同ブランドにおいて27年間の歴史あるミニバンですが、2022年にその終焉を迎え、レトロなスタイルの「ID.Buzz」が実質的にその後継車となりました。
ご存知のとおり、日本でのミニバン人気はSUVに引けをとりませんが、世界的にみるとミニバンよりSUV人気が圧倒しています。
しかし、「ID.Buzz」が人気を博し、ボルボやロータスもミニバン市場を狙っており、市場の拡大が予想されています。そこでフォルクスワーゲンはミニバンラインナップの強化に出るだろうと噂されています。
おなじみSugar Designが制作した予想CGは、スリムな LED ヘッドライト、T 字型のバンパーインテーク、曲線のキャラクタラインなどID.7 セダンからすべてのデザインヒントを得ているようです。
ID.Buzzと比較して最も特徴的なのは、トヨタ「エスティマ」を彷彿させる、より空気力学的なシルエットでしょう。よりなめらかなルーフラインを始め、延長されたホイールベース、スライド式リアドアなどを装備、EV専用MEBアーキテクチャにより、広々としたキャビンを提供、内部は3列7人乗りとなることは間違いありません。
シャラン後継EVの確実な情報はありませんが、クロスオーバーSUVにかわって世界的ミニバンブームが来るのか注目されます。