もうすぐ発売のメルセデス・ベンツ「CLEカブリオレ」に高性能モデル・AMG「CLE 53」導入決定的に

■攻撃的デザインが露出 。3.0リットル直列6気筒ツインターボから429psを発揮

メルセデス・ベンツは2023年7月、新型2ドアクーペ「CLEクーペ/カブリオレ」を発表しましたが、その高性能モデルとなるAMG「CLE 53」と思われるプロトタイプをカメラが初めて捉えました。

メルセデス AMG CLE53 カブリオレ 市販型プロトタイプ スパイショット
メルセデス AMG CLE53 カブリオレ 市販型プロトタイプ スパイショット

新型モデルCLEは「Cクラス クーペ/カブリオレ」と「Eクラス クーペ/カブリオレ」の統合モデルです。

メルセデス AMG CLE53 カブリオレ 市販型プロトタイプ スパイショット
メルセデス AMG CLE53 カブリオレ 市販型プロトタイプ スパイショット

捉えたプロトタイプのフロントバンパーには、中央に垂直のストレーキを配置した吸気口、外側には水平の桟を備えたインテークを装備しているほか、AMGの象徴「パナメリカーナグリル」が確認できます。

側面では、サイドシルの側面に沿っていくと、後輪の前方に湾曲したインレットが配置されています。足まわりでは、複数のY字型スポークを備えた黒いホイールを履き、その奥には赤いブレーキキャリパーが見てとれます。

後部では、クワッドエキゾーストパイプがインストールされ、分厚いディフューザーを装備するなど、ベースモデルと比較してかなりアグレッシブです。

キャビン内では、ベースモデルと同様に、11.9インチのデジタル計器クラスターと、12.3インチのインフォテインメントディスプレイを搭載。フロントシートのヘッドレストには、2つのスピーカーが装備されます。

ベースモデルのパワートレインは、最高出力204ps/最大トルク320Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「CEL 200 4Matic」、最高出力258ps/最大トルク400Nmを発揮する同エンジン搭載「CLE 300 4Matic」、頂点には唯一直列6気筒を搭載する「CEL 450 4Matic」などをラインナップ、最高出力381ps/最大トルク500Nmを発揮します。

AMG「CLE 53」のパワートレインは謎ですが、噂によるとCLE 450 4Maticが使用する3.0リットル直列6気筒ツインターボの、よりホットなバージョンが搭載する可能性があり、最高出力は429psを発揮するといいます。また、AMGは頂点に君臨する「CLE 63」も現在開発中とみられ、こちらはプラグインハイブリッドシステムにより最高出力603psを叩き出します。

CLE 53のワールドプレミアは、2024年後半となるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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