シボレーコルベットC8に最強モデル「ZR1」が帰ってくる! 歴代トップの862馬力を発揮

■デュアルモーターを搭載したウルトラモデル「ZORA」も開発中

現行型シボレー・コルベット「C8」は、2020年から販売されていますが、その最強モデルとなる「ZR1」がついに導入されることが確実となり、その市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

シボレー コルベット ZR1 新型プロトタイプ スパイショット
シボレー コルベット ZR1 新型プロトタイプ スパイショット

C8のパワートレインは6.2リットルV型8気筒エンジンで最高出力495psを発揮します。最強モデル「Z06」は、新開発の自然吸気5.5リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載、最高出力670psを発揮します。

「ZR1」は先代「C7」型に設定されていた最強グレードで、当時最高出力755psを発揮していましたが、ついにC8型で復活することになります。

シボレー コルベット ZR1 新型プロトタイプ スパイショット
シボレー コルベット ZR1 新型プロトタイプ スパイショット

ニュルブルクリンク付近で捉えたプロトタイプのフロントエンドには、ノーズから空気を導くための通気口付きボンネットフードが確認できます。

そのほかでは、大型のフロントスプリッター、コーナーダイブプレーンを装備、「Z07パフォーマンス パッケージ」を装備したZ06に似ています。しかし側面では、リアフェンダー上部にコンパクトなエアインテークを新たに配置、エンジンベイを覆うパネル上にも2つのインテークが追加されています。

後部では、専用の大型リアウイングを装着、アグレッシブなディフューザーのセンターには、円形クワッドエキゾーストパイプがインストールされています。

シボレー コルベット ZR1 新型プロトタイプ スパイショット
シボレー コルベット ZR1 新型プロトタイプ スパイショット

心臓部には5.5リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、パワーはコルベット史上最強となる850psになると予想されており、利用可能なトランスミッションの唯一の選択肢は、8速デュアルクラッチギアボックスになるといいます。

これだけでもコルベットの驚異的進化がわかりますが、これだけで終わりそうもないのがC8です。

実はZR1の発売後、フルエレクトリック全輪駆動システム、デュアルモーターを搭載した「ZORA」が開発中と思われ、こちらは脅威の1,000psオーバーと噂されています。

 (APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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