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■BYD「SEAL」(シール)は、エンジニアのプログラム書換でドリフト仕様にも変身
●ジャパンモビリティショー2023のBYDブースで待ってますね!
注目のBYD SEAL(シール)を私、塚本ナナミが中国で試乗してきました!
BYD SEALでドリフトしたのは、私が初めてです♪
コロナ流行前は、ドリフト大会でよく走っていた中国の珠海サーキット(Zhuhai International Circuit)に、今回はBYDの新型車両「シール」の試乗イベントにご招待いただいて、4年ぶりに訪れることが出来ました。
アジア・パシフィックのディーラー、メディア向けに試乗イベントのゲストドライバーとして、ドリキン・土屋圭市さんと共にBYDのイメージ撮影と試乗に加え、ドリフトのデモランを披露させていただきました。
10月8日〜11日に開催されたこのイベント。
初日はホテルで豪華なオープニングセレモニーパーティがあり、サーキットで3日間の試乗イベントと、新型車両の魅力を思う存分味わえました。
●価格もサイズもお手頃なSEAL
すでに日本でも発売されているBYDの車。ATTO 3、ドルフィンは、その機能性と価格帯で話題となっていますが、今回のシールは、スポーティなセダンタイプの4WD車。
デザイン性と機能性に加え、国や地方自治体の補助金を使えば、300万円を下回るお手頃な価格で購入し乗れる可能性もあり、経済的にも大きなメリットですね!
全長は4.80m、私がアメリカで走らせている180SXが4.52mなので、その大きさには女性の私でも馴染みやすかったです。
サーキットを走らせると、バッテリーがシャシーの一部になった「セル・トゥ・ボディ」のお陰か、コーナリングは路面に吸い付くようによく曲がることで、純粋にドライブの楽しさを味わうことに没頭できました。
また、オーバースピードでコーナーに入った際には、四輪トルクを電子制御する「iTAC」が即座に車を安定させ、蛇行が続くこともなくコーナーを立ち上がれたことに正直驚きました。
この電子制御は、同じ価格帯(約300万円代)のガソリン車よりはるかに良い性能だと感じました。
●AWDから後輪駆動にも変更できる! これはBEVならでは!
グリップ走行だけではなく、ドリフト走行もさせてもらった今回のイベント。
エンジニアと車の動きを相談し、要望を出すと、その場でマップを書き換え、あっという間にドリフト車両への変身ができるのは、電気自動車ならではですね!
駆動方式を変化させるだけではなく、ブレーキの効き具合や制御の入り方、パワーの出方など、マップを書き換えるだけで細部にわたるまで車を変化させることができます。
エキゾーストはないものの、煙モクモクの迫力あるドリフトパフォーマンスができたと思います。
こうしたハードな運転をしても万が一、ショートした場合でも発火しない「ブレードバッテリー」という、BYD独自のバッテリーを使っており、某EV自動車メーカーにも採用されているほど高性能なバッテリーとして認められています。
アジアジェネラルマネージャーのリュウ氏も安全面には自信があると説明してくださいました。
●10月28日~29日はジャパンモビリティショー2023「BYDブース」に来てね♪
今回、撮影した動画や走行の様子は、2023年10月28日〜11月5日まで東京ビッグサイトで開催される「ジャパン モビリティショー2023」のBYDブースで公開される予定です。
私、塚本ナナミは、10月28日、29日とBYDブースステージに出演いたします。皆さん、ぜひ遊びにきてください。
バッテリーの研究開発から始まり、日本のあらゆる技術に刺激を受けて、機能性や安全性にこだわってきたBYDの電気自動車。これからもどんな展開を魅せてくれるのか、楽しみですね!
(塚本 ナナミ)