パナソニックグループはモビリティがつなぐ家や街、人の未来の暮らしを提案【ジャパンモビリティショー2023】

■未来のモビリティ体験が可能な「Mobile Living Room」やV2H蓄電システム「eneplat」を披露

パナソニックグループが「ジャパンモビリティショー2023」の出展概要を発表しました。「笑顔が循環するくらしへ。」というテーマを掲げ、モビリティが家や街、人をつなぎ、移動によって人を笑顔にするという想いが表現されます。

パナソニック・ブースのプレゼンテーションでは、パナソニックグループが描く将来のくらしを、大型スクリーンと展示を連動させた、1日の生活の流れで体験できます。

パナソニックグループの「ジャパンモビリティショー2023」のブースイメージ
パナソニックグループの「ジャパンモビリティショー2023」のブースイメージ

未来のモビリティ体験が可能な「Mobile Living Room」も用意。2035年の未来に向けて、より良いくらしのため、快適で安心、エコな未来のモビリティが提案されます。

リビングのように、家族と一緒にくつろげるようなキャビンや車、自転車、歩行者が互いに安心して移動できる機能が搭載されています。

意識しなくても環境にも貢献できるドライビングなど、安心で快適な未来の移動体験を、乗車して実感できるメニュー。

Automotive Devices & Solutions(EV普及に貢献する車載デバイス・ソリューション)として、EV普及につながる同グループの広範な車載デバイスやソリューションが一堂に会し、融合したモビリティとして紹介されます。パナソニックの製品や技術が車内の様々な場所で活用され、環境課題解決や快適なキャビンと安心安全の実現(Well-Being)に貢献しているかや、光やタッチパネルで直感的に理解できる展示になります。

パナソニックらしい技術である「Vehicle to Home」である、V2H蓄電システム「eneplat」も紹介されます。太陽光がつくる電気を、蓄電池やバッテリーEVに溜めて、必要なときに自由に使う、クリーンエネルギーの活用の仕組みが映像で表現されます。家の中が実物大で見える大きな窓をスクリーンとして映像投影され、平常時も停電時も効率よく電気を活用するクリーンエネルギーのプラットフォームとして「eneplat」が展示されます。

さらに、ITS(高度道路交通システム)を使った自転車と車との車車間通信により、見通しの悪い交差点での出会い頭事故を回避するバーチャルデモンストレーションも行われます。

ほかにも、主催者プログラム「Tokyo Future Tour」において、モビリティサービスプラットフォーム「X-Area」が紹介されます。次世代モビリティの活用事例として、自動搬送ロボット「ハコボ」にカプセルトイが搭載され、イベントオフィシャルグッズの移動販売が行われます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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