2024年夏発売のホンダZR-V「ブラックスタイル」が、半年以上前から受注を開始した理由とは?

■特別仕様車ZR-V「BLACK STYLE」の情報をホームページにオープン

ホンダZR-Vに限りませんが、コロナ禍や半導体不足などが直撃して発売延期になった車・モデルがあります。2023年10月12日現在、ZR-Vの納車は、ガソリン車が半年以上、e:HEVが1年以上とホームページに記載されています。ハイブリッド車は納車までまだ時間がかかっているようです。

ZR-Vの特別仕様「BLACK STYLE」のエクステリア
ZR-Vの特別仕様「BLACK STYLE」のエクステリア

ホンダは2023年10月12日、ZR-Vのe:HEVに特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」を設定し、2024年夏に発売することを発表。同日、製品情報がホームページで公開されるとともに、受注も開始されました。

先述したように、まだハイブリッド車は納期が長くなっています。そうした事情もあってか、発売まで半年以上ある特別仕様車のティザーサイトをオープンさせ受注も開始するという、異例の策をとっています。

ZR-Vの特別仕様「BLACK STYLE」のリヤビュー
ZR-Vの特別仕様「BLACK STYLE」のリヤビュー

写真からもスタイリッシュな外観が目を惹く「BLACK STYLE」は、文字どおりアクセントカラーにブラックが使われています。スポーティで洗練された内外装だけでなく、「e:HEV X BLACK STYLE」は「Honda CONNECTディスプレイ」、運転席/助手席シートヒーター、ワイヤレス充電器、マルチビューカメラシステムなどの人気装備が標準化されています。「e:HEV Z BLACK STYLE」には、リヤ左右席にシートヒーターも備わります。

「クリスタルブラック・パール」をアクセントカラーとして採用
「クリスタルブラック・パール」をアクセントカラーとして採用

エクステリアは、バンパーガーニッシュ、バンパーコーナープロテクター、ホイールアーチプロテクター、サイドシルガーニッシュなどに「クリスタルブラック・パール」の塗装が施されたほか、「ベルリナブラック」のアルミホイールが、足元をより引き締めています。インテリアには、ブラックのルーフライニングが採用され、シックなキャビンを演出。

ZR-Vの特別仕様「BLACK STYLE」のインテリア
ZR-Vの特別仕様「BLACK STYLE」のインテリア

ボディカラーは「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック※1」「スーパープラチナグレー・メタリック※2」「プラチナホワイト・パール※2」「クリスタルブラック・パール」「ミッドナイトブルービーム・メタリック※2」が設定されています(※1:6万500円高、※2:3万8500円高)。

写真は「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」
写真は「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」

●価格
「e:HEV X 特別仕様車 BLACK STYLE」:384万1200円(FF)、403万9200円(4WD)
「e:HEV Z 特別仕様車 BLACK STYLE」:414万9200円(FF)、434万7200円(4WD)

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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