MINIコンバーチブル次期型の「JCW」は極太シングルパイプを装着。最後の内燃機関モデルに

■マイルドハイブリッドアシストを獲得する可能性も

MINI(ミニ)ブランドは、「ハッチバック」と「クロスオーバー」の新型フルエレクトリックモデルを発表したばかりですが、「コンバーチブル」プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

MINI コンバーチブルJCW 次期型プロトタイプ スパイショット
MINI コンバーチブルJCW 次期型プロトタイプ スパイショット

フロントエンドは、かなり厳重にカモフラージュされており、プロトタイプの正体を明かしていません。しかし、足まわりには赤いブレーキキャリパーを備えた大型ブレーキを装備するほか、リアバンパー中央には現行モデルのデュアルマフラーと異なる、極太のシングルエキゾーストパイプがインストールされていることから、高性能「JCW」(ジョン・クーパー・ワークス)版と見られます。

MINI コンバーチブルJCW 次期型プロトタイプ スパイショット
MINI コンバーチブルJCW 次期型プロトタイプ スパイショット

ICEとエレクトリックMINIは本質的にはまったく異なり、EVでは専用のEVプラットフォームを採用、フラッシュドアハンドルを備えています。しかし、このプロトタイプでは、従来のスタイルのハンドルとアーチトリムが見てとれます。

キャビン内では、電動MINIでデビューした、大きな丸いOLEDセンタースクリーンを搭載していることが一部の画像からわかります。

先代JCWのパワートレインは、最高出力231psを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載しましたが、新型ではマイルドハイブリッドアシストを獲得することが予想されており、この次期型が内燃エンジンを搭載した最後のJCWコンバーチブルになるでしょう。

MINIコンバーチブルJCW次期型は、2024年内のデビューが期待されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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