■マイルドハイブリッドアシストを獲得する可能性も
MINI(ミニ)ブランドは、「ハッチバック」と「クロスオーバー」の新型フルエレクトリックモデルを発表したばかりですが、「コンバーチブル」プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
フロントエンドは、かなり厳重にカモフラージュされており、プロトタイプの正体を明かしていません。しかし、足まわりには赤いブレーキキャリパーを備えた大型ブレーキを装備するほか、リアバンパー中央には現行モデルのデュアルマフラーと異なる、極太のシングルエキゾーストパイプがインストールされていることから、高性能「JCW」(ジョン・クーパー・ワークス)版と見られます。
ICEとエレクトリックMINIは本質的にはまったく異なり、EVでは専用のEVプラットフォームを採用、フラッシュドアハンドルを備えています。しかし、このプロトタイプでは、従来のスタイルのハンドルとアーチトリムが見てとれます。
キャビン内では、電動MINIでデビューした、大きな丸いOLEDセンタースクリーンを搭載していることが一部の画像からわかります。
先代JCWのパワートレインは、最高出力231psを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載しましたが、新型ではマイルドハイブリッドアシストを獲得することが予想されており、この次期型が内燃エンジンを搭載した最後のJCWコンバーチブルになるでしょう。
MINIコンバーチブルJCW次期型は、2024年内のデビューが期待されています。