■ステランティスの「STLAミディアムプラットフォーム」を採用
アルファ ロメオは現在、「4C」後継モデルを開発中である可能性が高いことがわかりました。
4Cは、2013年にクーペとして2015年にスパイダーとしてデビューしましたが、2020年には全世界で正式に生産終了となりました。
現在同ブランドでは、2020年代半ばに売上過去最高を目指しており、新型電動ロードスターの計画で将来を見据えているといいます。この動きは、ブランドのラインナップの拡大と、活性化を目的とした、より広範な電動化戦略の一環です。
2023年8月に発表された「33ストラダーレ」は、ブランド初の電動パワートレインを導入したアルファ ロメオにとって重要なマイルストーンとなりました。この勢いに乗って、2024年に電動小型SUVを導入し、その後ジュリアセダンと、ステルヴィオSUVの電動後継車を導入する準備を進めています。
この電動化ロードマップのグランドフィナーレとして準備されているのが、大型セダンとSUVモデル、および4Cの後継電動モデルになるといいます。
アルファ ロメオの製品責任者ダニエル・グザファメは、カーメディアに「アルファ ロメオには、私たちが無くさないアイテムがいくつかあります。1つはスパイダーで、もう1つは車への愛です」と彼は述べており、4Cが生き続けることを示唆しています。
市販型では、新型プジョー「e-3008」や、次期電動ジュリアなどのモデルと共有される、ステランティスの「STLAミディアムプラットフォーム」を採用、2027年にデビューすると予想されており、車名は「4E」が有力候補の1つとなっているようですが、最終決定はかなり終盤となると予想されます。