■簡単な音声リクエストで複数の家電製品やシステムの状態を確認が可能に
メルセデス・ベンツは、MBUX音声アシスタントに新機能・スマートホーム機能を追加し、ユーザーが音声で家電製品やセキュリティ機器を制御できるようになります。
新しいMBUX音声アシスタントスマートホーム機能は、Philips Hue、Samsung SmartThings、TP-Link、Chamberlain Groupの製品をサポートしています。 ユーザーが制御できるデバイスや機器には、照明、スマート プラグ、サーモスタット、モーション検知器、ガレージ ドアなどがあります。
さらにこのサービスでは、簡単な音声リクエストで複数の家電製品やシステムの状態を確認することもできます。 ユーザーは「やあメルセデス、家は大丈夫?」と尋ねれば、システムは「窓はすべて閉まっており、寝室の明かりはまだ点いています」などと応答するでしょう。
さらに「こんにちは、メルセデス、スマートホームアカウントに接続してください」と尋ねるだけで、車両を通じてスマートホームアカウントに接続できます。 これにより、中央ディスプレイにQRコードが生成され、ユーザーはスマートフォンでスキャンしてプロセスを効率化できます。
また同ブランドでは、2024年モデルの一部の車両にYouTube Webアプリを提供します。 このリストには、Sクラス、EQE、エンターテイメントパッケージプラスを備えたEQSが含まれています。EQEおよびEQSのハイパースクリーンも機能が強化され、同乗者は車載オーディオでダイナミックコンテンツを聴いたり、専用スクリーン用のパーソナライズ写真を選択したりできるようになります。 すでに同社は世界中で70万台以上の車両にアップデートを提供しました。
MBUXの進化はさらに続きます。2025年に向けてMBUXシステムの第3世代を準備しています。
今年初めに、Angry Birds、TikTok、Zoom、Vivaldi Webブラウザーなどの一連のアプリ統合を含むインフォテインメントのアップデートが行われましたが、 次世代システムには自動化も含まれており、HVAC、シート冷却、ラジオ局などの複数の車両設定を1つのコマンドで簡単に変更できるようになります。
2025年以降、フルエレクトリックモデル化と同様に、コクピットのスマート化も加速しそうです。