■内部にはCFRPシフトパドルとトリム採用
BMWは現在、「4シリーズ」ファミリー改良型を開発中ですが、そのパフォーマンスモデルとなる「M4 CS」が2024年半ばに導入される可能性が高いことがわかりました。
同ブランドでは、昨年最上位モデル「M4 CSL」を発表しましたが、M4 CSは、標準モデルとCSLとの間に位置するモデルで、M5ツーリングワゴンを含むM3、M4、M5のアップデートバージョンとともに発売されます。
今年兄弟モデルとなる「M3 CS」をラインナップに追加したばかりですが、同様に直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。8速オートマチックトランスミッションと組み合わされ、最高出力は550psを発揮すると予想されます。
M3 CSでは、ボンネット、フロントスプリッター、リアディフューザー、エアインテーク、トランクリッドスポイラー、サイドミラーキャップ、ルーフなどに炭素繊維強化プラスチックを使用。これにより75ポンド(34kg)の軽量化を実現しました。また、CFRPシフトパドルとトリムが装備されていましたが、M4 CS にも同様の装備を施すことが期待されます。
車両重量の減少と追加のパワーによりM3 CSの0-60マイルタイムは10分の2秒短縮され、3.2秒になりました。通常のM4は時速60マイルに達するのに3.4秒かかりますが、アップグレードによりその時間が 0.2秒短縮されると予想されます。
M4 CSのワールドプレミアは2024年半ばで、M4 CSLの販売台数は限定1000台でしたが、CSはさらに少なくなるといいます。