BM「M4 CS」は2024年発売へ。「S58」直6ツインターボ搭載で546馬力を発揮

■内部にはCFRPシフトパドルとトリム採用

BMWは現在、「4シリーズ」ファミリー改良型を開発中ですが、そのパフォーマンスモデルとなる「M4 CS」が2024年半ばに導入される可能性が高いことがわかりました。

BMW M4 CS 先代モデル
BMW M4 CS 先代モデル

同ブランドでは、昨年最上位モデル「M4 CSL」を発表しましたが、M4 CSは、標準モデルとCSLとの間に位置するモデルで、M5ツーリングワゴンを含むM3、M4、M5のアップデートバージョンとともに発売されます。

BMW M3 CS
BMW M3 CS

今年兄弟モデルとなる「M3 CS」をラインナップに追加したばかりですが、同様に直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。8速オートマチックトランスミッションと組み合わされ、最高出力は550psを発揮すると予想されます。

M3 CSでは、ボンネット、フロントスプリッター、リアディフューザー、エアインテーク、トランクリッドスポイラー、サイドミラーキャップ、ルーフなどに炭素繊維強化プラスチックを使用。これにより75ポンド(34kg)の軽量化を実現しました。また、CFRPシフトパドルとトリムが装備されていましたが、M4 CS にも同様の装備を施すことが期待されます。

車両重量の減少と追加のパワーによりM3 CSの0-60マイルタイムは10分の2秒短縮され、3.2秒になりました。通常のM4は時速60マイルに達するのに3.4秒かかりますが、アップグレードによりその時間が 0.2秒短縮されると予想されます。

M4 CSのワールドプレミアは2024年半ばで、M4 CSLの販売台数は限定1000台でしたが、CSはさらに少なくなるといいます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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